
わずか1日で撤去の「ギネス花火写真」が一転“復活展示” 1件のクレームで撤去も100件超の意見殺到 市長が謝罪「撤去の判断は間違い」庁内での連携不足
「わずか1日で撤去の「ギネス花火写真」が一転“復活展示” 1件のクレームで撤去も100件超の意見殺到 市長が謝罪「撤去の判断は間違い」庁内での連携不足」 2025年8月、最も高い山型の仕掛け花火としてギネス世界記録に認定された、千葉・市川市民納涼花火大会の花火。10月21日放送の「イット!」では、そのギネス記念写真を市川市が1件のクレームで市役所から撤去した、という一件を報じました。ところが、10月31日に「イット!」がいちかわ観光物産インフォメーションを訪れると、市川市役所から撤去された写真が場所を変え、再び飾られていました。このギネス記念写真を撮影したのは、プロ写真家の「Shun Shirai」さんで、市の依頼で撮影し、Shiraiさんの名前入り写真を市に無償で提供しました。花火を撮影したShun Shiraiさん:市役所が1日だけの展示で撤去されてしまって、(その後)行徳支所の会場でも私の展示はない状態でした。市は当初、「公の施設で、プロの写真家のPRの促進につながるような行為は良くないのではないか」という1件のクレームで写真の撤去を決定しましたが、この市の対応に市川市民から、約100件以上の意見が殺到したのです。市川市民からは「1人のクレームで展示がなくなるのは、ちょっと残念だと思いました」「私は電話してませんけど、どうなんでしょうね。1人のクレームをすくうならば、私の意見もすくわれるの?って」といった声が聞かれました。こうした事態を受け、復活展示へとかじを切った市川市の田中甲市長は、一連の騒動について、「皆さんにおわび申し上げたいと思います。本当に申し訳なかった」と謝罪しました。そのうえで、市長は撤去を決めた担当部署の判断に、「もし、私が最初の1人の方の意見を聞いたならば、そのご指摘は当たらないということで、展示を取りやめることはしなかった」と疑問を呈しました。市長は、1件のクレームで写真の撤去を決めた担当部署の判断は間違っていたとの考えを示し、庁内での連携不足を課題に挙げました。
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- FrequencyUpdated Daily
- PublishedNovember 4, 2025 at 8:57 AM UTC
- Length2 min
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