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バルセロナ、ダニ・オルモに対するバイエルンからの約134億円の入札を受領か

「バルセロナ、ダニ・オルモに対するバイエルンからの約134億円の入札を受領か」  ラ・リーガのバルセロナは、今2025/26シーズン第12節終了時点で宿敵レアル・マドリードに首位の座を譲っており、クラブ内部の関係者は攻撃陣の刷新の必要性を感じているようで、将来的なクラブの動向に注目が集まっている。 そんな中、スペインメディア『Barça Universal』によれば、バルセロナはブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンからMFダニ・オルモに対する総額7500万ユーロ(約134億円)の入札を受領したと伝えた。このオファーはバルセロナ内部で注目を集めており、金額だけでなく、クラブの移籍計画を左右する可能性もあるようだ。 同メディアは、バイエルンが複数月にわたりオルモを追跡したという事実を伝えている。バイエルンはオルモの攻撃面の多様性と技術を高く評価し、ブンデスリーガのRBライプツィヒでの成功経験が、同リーグでの適応を容易にすると判断している。 一方で、バルセロナはこの提示額を真剣に受け止めているようだ。オルモはバルセロナと2030年まで契約を残しているが、今シーズンはけがの影響で思うようにプレーできていない。さらに、クラブでは若手MFフェルミン・ロペスが頭角を現し、ハンジ・フリック監督のもとで先発の座をつかみつつあることが、オルモの立場を一段と難しくしている。 クラブ内部では、資金を得るための選択肢として、オルモの放出はたびたび議題に上がっているようだ。バイエルンの高額な入札は本気度の表れであり、オルモの調子が戻らなければ、バルセロナが交渉に応じる可能性もある。27歳のオルモは、フリック体制で地位を守るのか、ミュンヘンで新たな挑戦に踏み出すかという分岐点に立っているのかもしれない。