FOOTBALL TRIBE

マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表カゼミーロはW杯当確?「進化」が話題に

「マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表カゼミーロはW杯当確?「進化」が話題に」  11月16日にロンドンで行われたでブラジル代表とセネガル代表との親善試合は、ブラジル代表が2−0で勝利した。同試合で、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するMFカゼミーロが攻守で強い存在感を示し、チームの流れをつくった。この試合内容が来年の2026FIFAワールドカップ(W杯)に向け、ブラジル国内で注目を集めているようだ。 UKメディア『Manchester Evening News』は、ユナイテッドのカゼミーロが、ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督の下で「進化」したと報じた。同メディアは、ブラジル国内でカゼミーロの存在価値が再評価されている点も強調した。ブラジルの複数メディアは、カゼミーロが中盤を守るだけでなく、前線につながるパスを出し、攻撃の起点になる力を身につけ「進化」したと伝えた。 ブラジルメディア『Folha de Sao Paulo』は、従来のブラジル代表で重視されてきた5番、8番、10番の役割分担が今は混ざり合い、選手が複数の役割を担う必要があると説明。そのうえで、相手ゴールに近い位置でボールを奪う重要性を示し、カゼミーロが守備だけでなく組み立てにも関われる選手として評価を高めたと伝えた。ブラジルが守備と攻撃をつなぐ選手を必要としており、カゼミーロがその役割を満たしたという内容である。 同国メディアの『Globo』は、カゼミーロとプレミアリーグ・ニューカッスル・ユナイテッド所属MFブルーノ・ギマランイスがアンチェロッティ監督の下で連携を深め、W杯に向けた先発候補として固まりつつあると報じた。両者が相手中盤への対応と攻撃構築の役割を入れ替えながらこなす点が評価された。 さらに同国メディア『Correio Braziliense』は、カゼミーロが前W杯から残る貴重な経験者で、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンに所属するDFマルキーニョスと並ぶチームのリーダーと伝えた。