「レアルのアレクサンダー=アーノルド、リバプールファンを欺いたと非難される」 今2025/26シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、プレミアリーグのリバプールとラ・リーガのレアル・マドリードが11月5日に対戦し、リバプールが1-0で勝利した。この一戦は試合結果以上に、かつてリバプールで長くプレーしたDFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対するファンの反応が大きな注目を集めた。 スペインメディア『Football España』によると、同選手は今2025年夏にリバプールとの新契約を拒否し、割安な移籍金でマドリードへ加入した。アンフィールドで行われた同試合では、かつてのホームのファンから敵意を含む声援を浴びることになった。 この反応について、元リバプールのジェイミー・キャラガー氏(2013年引退)は、リバプールファンの反応を正当化したと同メディアが伝えた。同氏はファンが怒りを示した理由として、アーノルドがこれまで約20年間にわたりリバプールへの忠誠心を強くアピールしてきたにもかかわらず、その姿勢と移籍の決断が食い違った点を挙げた。 同氏は、「リバプールのファンなら、どんな誘いを受けても宿敵マドリードのために戦うことなど決してない」と述べ、アーノルドが自らのキャリアを選ぶ権利を認めつつも、「リバプールこそ唯一のクラブであり、キャプテンとしてレジェンドになりたい」と語っていたこれまでの発言と、今回クラブを離れた決断が矛盾していると指摘した。 キャラガー氏はさらに、ファンが裏切られたと感じた背景には、同選手がこの1年、メディアの取材を避け、残留に関して明確な意思を示さなかったことがあると指摘した。クラブのFWモハメド・サラーやDFフィルジル・ファン・ダイクが残留の意思を公言していたのに対し、アーノルドは沈黙を保ち続けたことがファンの不満を強めたと語っている。
Information
- Show
- FrequencyUpdated Daily
- PublishedNovember 10, 2025 at 12:13 PM UTC
- Length2 min
- RatingClean
