中東パレスチナ“国家承認はしない”　岩屋外相「熟議重ねた結果」と説明

「中東パレスチナ“国家承認はしない”　岩屋外相「熟議重ねた結果」と説明」　中東のパレスチナについて岩屋外相は、国家としての承認を当面見送る方針を明らかにしました。岩屋外相：今回の国連総会のタイミングでは、パレスチナ国家承認を行うことはしない。19日夜の記者会見で、岩屋大臣はアメリカのニューヨークで国連総会にあわせて開かれるイスラエルとパレスチナに関する国際会議への出席を発表した上で、このタイミングでの国家承認はしないとの方針を表明しました。そして、「何が2国家解決の実質的な進展に資するかという観点から熟議を重ねた結果」だと説明しました。一方、「イスラエルが2国家解決実現への道を閉ざすようなさらなる行動をとる場合には、新たな対応をとることになる」と述べました。