今年度上半期の企業倒産４５件　不況型倒産が９割近く　今後も倒産リスクの高止まり傾向続くか

「今年度上半期の企業倒産４５件　不況型倒産が９割近く　今後も倒産リスクの高止まり傾向続くか」　今年度上半期の県内の企業倒産は45件で前の年と比べて減少しました。 民間の調査会社＝帝国データバンクによりますと、今年度の上半期に県内で1千万円以上の負債を抱え倒産した企業の数は45件で、前の年と比べて14件減りました。 また、負債総額も62億8千万円となり、こちらも前の年と比べて減少しました。 倒産の原因は、販売不振などのいわゆる「不況型倒産」が全体の9割近くを占めていて、建設業の倒産が最も多くなっています。 今後については、物価高と個人消費の低迷などにより、中小企業の倒産リスクは高止まり傾向が続くと予想しています。