ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

地方から新しい半導体チップ産業の形をつくる、東北大発ベンチャーの挑戦

「地方から新しい半導体チップ産業の形をつくる、東北大発ベンチャーの挑戦」 地方から新しい半導体チップ産業の形をつくる―。東北大学発ベンチャーのTokyo Artisan Intelligence(TAI、横浜市港北区、中原啓貴最高経営責任者〈CEO〉)は、東北大との連携を軸に、エッジAI(人工知能)向けのFPGA(演算回路が自由に書き換えられる半導体)チップの開発・製造に乗り出す。早ければ2026年度に試作チップを開発し、27年度末に量産向けチップの製造を目指す。(仙台・大矢修一)