「年末年始の食卓を彩る水産物 気になる価格の傾向は? 郡山市の市場で冬の商品展示会」 市場は、もう年末年始を見据え動き出しています。郡山市では30日、年末年始の食卓を彩る水産物の展示会が開かれました。気になる価格の傾向は? 郡山市の総合地方卸売市場です。紅白模様で装飾された展示棚には「迎春」の文字。脂がたっぷりのっていまにもとろけそうなマグロも。 年末年始の商戦に向けてスーパーなどの担当者を相手におすすめの商品を紹介する冬の商品展示会です。新鮮な魚介類や、海の幸をふんだんに使った海鮮おせちなど、食卓に並べたら豪華になること間違いなしの水産物が並んでいます。 訪れた担当者たちは、実際に味わいながら品物を吟味していました。サンマやスルメイカ、イワシなどが豊漁というニュースを耳にしますが、年末年始に需要が高まる水産物の価格はどうなるでしょうか?担当者に話を聞くと? 郡山水産 執行役員 物流兼流通支援担当 斎藤 元広さん「水揚げの数量がない分、各種、さかな落ちてきていまして、製品単価ということになると高い傾向」 やはり、価格高騰の波は避けては通れないようです。温暖化の影響もあって例年よりも獲れなくなっている魚がいるようです。なかでも、サケは水温が上がったことで漁獲量が減り、その子ども「イクラ」は通常の倍ほどに値段が上がっているといいます。 魚のすり身を使ったお正月の定番=かまぼこや伊達巻といった加工品も原料となる魚の価格の高騰で値上がりしています。ある「かまぼこメーカー」によると、今年は、15パーセントほど値上げしたものもあるそうです。ただ、伊達巻やかまぼこはおせちの定番ですし、1年の締めくくりの食卓を豪華にしたいという人もいるでしょうから、家計を工夫をしながら年末年始を迎えたいですね。 郡山水産 執行役員 物流兼流通支援担当 斎藤 元広さん「やはり皆さんにお魚を食べていただきたいということなので、きょうのように皆さん商品をご案内していただいているので、それをお客様に数多くご提案して、広めていきたいなという風に考えております。」
Informations
- Émission
- FréquenceTous les jours
- Publiée30 septembre 2025 à 09:41 UTC
- Durée2 min
- ClassificationTous publics