「強い寒気で会津では雪 福島県北地方では冬の光景「オレンジ色のカーテン」がお目見え」 冬型の気圧配置となり、福島県内は、会津を中心に雪が降りました。冬本番の寒さのなか、県北地方では、あの特産の生産が最盛期です。 北塩原村では、昼過ぎにしんしんと降り続ける雪で道路は、たちまち真っ白に。道路わきの温度計はマイナス1度となっていました。まさに冬本番の寒さです。 観光地としても知られる「桧原湖」です。湖畔からのぞむと山の木には雪が積もり、「銀世界」が広がっていました。落葉が間近だったカラマツの黄色い葉にも真っ白な雪が積もり、黄色と白のコントラストが目を引きます。 県内各地で師走の寒さとなるなか、伊達市では特産のあんぽ柿の生産です。取材したのは、あんぽ柿発祥の地、伊達市五十沢地区にある佐藤潤哉さんの加工場です。 11月初めから、あんぽ柿の生産が始まり、今は柿の皮むきや枝にひもを通す作業などで忙しくしていると言います。 2階にある「柿ばせ」には柿色のカーテンのように柿が吊るされ、「これぞ、福島の冬」という光景が広がっていました。ことしの柿は害虫被害も少なく天気も良かったため、収量が2割ほど増えていて糖度も高いといいます。 あんぽ柿生産者 佐藤 潤哉さん 「このまま出来上がれば去年よりも相当甘みの強いあんぽ柿ができると思います。」 40日ほど乾燥させることで、中身は半生でジューシーな仕上がりとなる、あんぽ柿。12月中旬から直売所などで販売が始まるということです。
Informations
- Émission
- FréquenceTous les jours
- Publiée18 novembre 2025 à 09:28 UTC
- Durée2 min
- ClassificationTous publics
