「心も体もリセット 銭湯を“相談文化”へ 悩みに向き合う入浴体験」 銭湯を活用した心と体をリセットする新たな提案とは。東京・中野区にある1936年創業の銭湯「松本湯」。ロッカーには「今日、よく頑張ったなと思えることは?」という言葉が貼られており、浴室の壁には「体の汚れも心のもやもやも、まるごと洗い流そう」など、至る所に問いかけがありました。実はこれ、お風呂で“もやもや”を解消する新体験のイベント「もやもや洗湯~洗い流して、心ととのう~」という試み。10月10日の世界メンタルヘルスデーを前に、カウンセリングなどの支援サービスを提供する企業「Smart相談室」が主催しています。訪れた人には、入浴時間を使って問いかけに向き合ってほしいという狙いです。そもそも、なぜ銭湯かというと、Smart相談室の広報・宮田有利子さんは「(銭湯は)スマホ・情報から隔離され2時間くらい過ごすのは、現代の中でなかなかない環境。そこで自分の気持ち・不安・悩みに気づいてもらうのを促しやすい環境だなと思いました」と話します。湯船に漬かり自分の悩みに向き合う「入浴体験」。お風呂上がりにも“ある仕掛け”が用意されています。休憩所に設置されている水色のポスト。不安や悩みなどをはがきに書いて投函(とうかん)することで、“もやもや”を吐き出し心を整理してもらうことが目的です。利用客は「(モヤモヤは)将来の不安。(悩みが)全部洗い流せた」「銭湯行くとすっきりして(心が)晴れるので、(イベントの)題材にピッタリ」と話します。Smart相談室は気軽に悩みを吐き出せる場を提供することで、あらためて人に相談する大切さを知ってほしいといいます。Smart相談室 代表取締役CEO・藤田康男さん:銭湯でぼーっとして“誰かと話してみようかな”とか、“吐き出してみようかな”と思ってもらえるといい。会社としてもイベントとしても、多くの人に相談文化の大切さを知ってもらいたい。心も体もリセット。イベントは10月13日までの開催です。
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- ЧастотаЕжедневно
- Опубликовано7 октября 2025 г. в 15:44 UTC
- Длительность2 мин.
- ОграниченияБез ненормативной лексики