こゆきの小粋にリスキリング

株式会社ラジオ沖縄

耳で大人の学び直しを伝える番組! 現役専門学校教員の山川こゆきが、学び直しいわゆるリスキリングについて、わかりやすく伝えるラジオ番組。聴いて新たなスキルを身につけリスナーの可能性を広げます。

  1. デジタル人材不足を乗り越えるリスキリング戦略

    1 天前

    デジタル人材不足を乗り越えるリスキリング戦略

    第79回放送分【2025年10月4日(土)18:10~18:25】 テーマトーク: 【衝撃の事実】日本のデジタル人材の7割はIT企業に集中。一方、アメリカでは7割が一般企業に。 この差が、あなたの会社の成長を妨げているかもしれません。 今週は、なぜ日本の企業でデジタル化が「負担」になってしまうのか、その構造的な問題を掘り下げます。若手採用だけに頼らず、今いる熟練社員を「戦力」に変えるリスキリング戦略が不可欠です。 「時間がない」を言い訳にしない、外部リソースを活用した賢い学び方とは?デジタル人材不足を根本から解決するヒントがここにあります。 「うちの会社、人手はいるけど“わかる人”がいない…」そう感じていませんか? 実は、その原因は「教育に時間をかけると業務が止まる」という悪循環にあるかもしれません。 たった1時間の社内教育が、会社全体で4時間の損失になる衝撃の事実とは?この負のスパイラルを断ち切り、本当に業務が効率化する「学びの外注化」という解決策を深掘りします。 あなたの会社のデジタル化は、本当に成功していますか? クールダウントーク: デジタル化は、重荷ではなく「推進力」 中小企業に必要なデジタル人材とは、自社の仕事を深く理解している人。プログラマである必要はありません。 「時間がないから学べない」の壁を壊し、今いる社員と未来へ進むヒントを、今回のエンディングトークに詰め込みました。 貴方の思考を刺激する15分間をお聴き逃しなく♪ 地上波でかかった曲:米津玄師『IRIS OUT』 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレス:snow@rokinawa.co.jpです。地上波用のリクエスト曲や、番組への感想やご意見、紹介してほしい事などを募集しています♪

    12 分鐘
  2. AI時代の働き方改革とリスキリング

    9月27日

    AI時代の働き方改革とリスキリング

    第78回放送分【2025年9月27日(土)18:10~18:25】 テーマトーク: 【AIが役員会に】あなたの仕事は、"知識"から"知恵"へかつてデータに意味を与え、判断するのは人間の独壇場でした。しかし今、AIがその領域に足を踏み入れています。大手企業ではAIを「仮想役員」として経営に参加させる動きも。これは、私たちの「働く」の定義が根底から変わるサインです。AIに仕事を奪われるのではなく、AIを最高のパートナーにするために必要なこととは?今回の放送では、AI時代の「働き方改革」と、今すぐ始めるべきリスキリングの本質に迫ります。未来の必須科目「プロンプトスキル」ついても深く掘り下げて考えてみるキッカケに。 変化の時代を生き抜くための新しいコンパスがここにあります♪ ✅ なぜ今、リスキリングが不可欠なのか?✅ AIを動かす魔法の言葉「プロンプト」とは?✅ 人間ならではの価値をどう発揮するか? クールダウントーク: AIがデータの意味を理解し判断する・補足 現在の生成AI、特に大規模言語モデル(LLM)は、人間のように意味論的な「理解」をしているわけではありません。その本質は、膨大なデータから学習した統計的なパターンに基づき、「次に来る確率が最も高い言葉」を予測し、生成する「確率的推論エンジン」と言うべきものです。いわば、あらゆる過去のテキストを学習し尽くした、極めて高度な予測システムです。 一方で、私たち人間の思考もまた、完全な合理性に基づいているわけではありません。心理学でいう「認知バイアス」、すなわち経験則から生じる無意識の思い込みや思考の癖に常に判断を左右されています。 ここで興味深いのは、認知バイアスという不完全さを持つ人間が、過去のデータの統計的集合体であるAIに、客観的で絶対的な答えを求めてしまうという現象です。でも、AIの提示する答えは、あくまで学習データという「過去」の写し鏡であり、その制約やバイアスからも逃れられません。それは未来の可能性を示すものではなく、「過去のデータセットの延長線上にある最適解」に過ぎないのです。 ここで、経営学者ピーター・ドラッカーの有名な言葉が、本質的な意味を帯びてきます。 「未来を予測する最良の方法は、それを創り出すことだ」 AIは過去から未来を「予測」することはできても、データに存在しない全く新しいビジョンや、倫理観に基づく目的を「創造」することはできません。ビジョンを描き、目的を設定し、未来を創造する意志。これこそが、AIには原理的に実装できない、人間に残された本質的な役割です。 スマートフォンが社会の在り方を不可逆的に変えたように、生成AIもまた同様のパラダイムシフトを確実に引き起こします。 だからこそ今、私たちが取り組むべき働き方改革やリスキリングとは、単なるツール操作の習得ではありません。AIという強力な確率的推論エンジンをどう使いこなし、人間としていかに「未来を創造する」側に立つか。そのための思考法と哲学そのものを、私たち一人ひとりが再構築していく必要があるのだと、私は考えます。 AIを最強の味方につけるための新しい働き方の教科書。ぜひお聴きください! 地上波でかかった曲: LittleGleeMonster『夢じゃないならなんなのさ』 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレス: snow@rokinawa.co.jp 番組へのリクエストでも意見、紹介してほしい事などメールを募集しています♪ 参考 琉球新報_4.経済「「AI役員」経営に参加」(2025.9.9) 琉球新報「世界初「AI閣僚」が誕生、東欧アルバニア「腐敗ない国に」」(2025.9.20) 森浩昭「未来を創る:ドラッカーの名言に学ぶ」

    11 分鐘
  3. 特殊な分野のリスキリング

    9月20日

    特殊な分野のリスキリング

    第77回放送分【2025年9月20日(土)18:10~18:25】 テーマトーク前半: あなたの仕事、5年後もありますか?未来の価値を左右する「レガシー産業」の課題 「うちの業界は、昔からこうだから…」その一言に、少しでも心当たりはありませんか?ビジネスのルールが根底から変わる今、その”当たり前”が、実はあなたや会社の成長を妨げる「レガシー」のサインかもしれません。今回の放送では、沖縄の建設、運輸、観光、そして教育業界まで…もはや他人事ではない「レガシー産業」の課題に、あなた自身のキャリアの視点から切り込みます。未来の市場価値を高めるために、なぜ今「リスキリング」が必要なのか?単なるスキル習得では終わらない、その本質に迫ります。 テーマトーク後半: 【未来の仕事図鑑】AIを操り、あなたの会社の常識を覆す専門家たち 変化の時代を生き抜くための鍵、「特殊な職種へのリスキリング」。では、具体的にどのようなスキルが求められているのでしょうか。後半では、硬直化した組織を内側から変える力を持つ、未来の専門家たちをご紹介します。✅ プロンプトエンジニア:生成AIを操り、望む成果を引き出す対話のプロ✅ 予知保全スペシャリスト:IoTで、機械が壊れる前に知る未来の技術者✅ データアナリスト:現場の数字から、会社の進むべき道を見つけ出す羅針盤これらの新しいスキルが、なぜあなたの会社の「当たり前」を覆し、未来を切り拓く力になるのか?新しい働き方へのヒントが、ここにあります。 デジタライゼーション事例: ファミリーマート クールダウントーク: 今回話した内容の振り返りをした後に、まったく今回のテーマとは無関係ですが、ディレクターがライフル射撃の競技者!という話と、番組でお世話になっているキーパーソンが当時の日本新記録でライフル射撃で国体優勝の経験者!だと知って驚いた事を語りました! 地上波でかかった曲: ディレクター選曲でチャーリー・コーセー『ルパン三世のテーマ』 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレスは、snow@rokinawa.co.jp 番組へのリクエストでも意見でも紹介してほしい事でもなんでもいいです。メールを募集しています。 参考文献 Forbes JAPAN「「レガシー」とは?ビジネスでの意味と使い方、例文とともに解説」(2024.6.10) みらいワークス総合研究所「ファミリーマートが加盟店向けの学習システム導入、リスキリング支援で店舗運営力向上を図る」(2025.5.21) 沖縄県姓氏家系大辞典編纂委員会編著『沖縄県姓氏家系大辞典』(角川書店, 1992.10)

    11 分鐘
  4. リスキリングによる時代の変貌

    9月13日

    リスキリングによる時代の変貌

    第76回放送分【2025年9月13日(土)18:10~18:25】 リスキリングによる時代の変貌: 学びを「教養」と「訓練」で考える 今回のテーマトークでは、変化の激しい時代を生き抜くための「学び」について深掘りします。 学びには、パソコンのOSのような根幹となる「教養」と、アプリケーションのような具体的な「訓練」の2つの側面があります。この2つが揃って初めて、真のスキルとして機能します。 特に、近年注目されているリスキリングは、新しい「アプリ」を使いこなすようなもの。しかし、その背景には、3年前の2022年を境に加速した、ビジネス環境の劇的な変化があります。 私たちは今、第四次産業革命から9年という時代の大きな転換点にいます。リスキリングという言葉が浸透する前、日本の地方では若者の流出や産業の空洞化、そして「声なき格差」が進行していました。さらに、社会的な競争を拒否し、最低限の生活で満足する「タンピン(躺平)主義」が若者を中心に広がり、見過ごせない問題となっています。 この「タンピン主義」がなぜ深刻なのか?そして、この時代を生き抜くために、私たちはどのように学びを捉え、リスキリングを進めていくべきなのでしょうか? 変わりゆく時代の中で、リスキリングは単なるスキルアップを超えた、生き方そのものを問うテーマになってきています。 沖縄から紐解く、地方創生とリスキリング 後半のテーマトークでは、日本全体で進むリスキリングの最前線に焦点を当てます。 2022年、岸田政権が打ち出した5年間で1兆円のリスキリング支援策は、まさに変革の狼煙となりました。この政策をきっかけに、地方の自治体や大学、企業が独自の取り組みをスタートさせています。 その中でも特に注目なのが沖縄です。2024年のスタートアップ資金調達額が全国10位となるなど、その意欲は全国でも群を抜いています。琉球大学の「りっかDX(RICCA DX)」のような、中小企業のデジタル人材不足を解消する取り組みも、学び直しの具体的な形を示しています。 また、琉球大学の眞榮平教授によるゼロエネルギーハウスの実証実験のように、生活に密着した、それでいて夢のあるプロジェクトも生まれています。こうした「憧れ」や「夢」こそが、学びや行動の原動力となるのです。 さらに、最近の沖縄の労働市場には、都心から地元へ人材が戻ってくる「人材還流」の兆しが見られます。その背景には、地方をデジタル導入の実験場と見なす「地域DXフロンティア」、都市にはない幸福を追求する「ウェルビーイング・エコノミー」、そして地域特有の文化や産業を再評価する「ローカル価値創造」といった、新しいビジネスのトレンドが影響しているのです。 リスキリングは、単なるスキルアップにとどまらず、地方創生や、新しい働き方の実現を加速させる鍵となっています。私たちの未来は、実はここにあるのではないでしょうか。 クールダウントークでは、「有能な人材の流出は沖縄の課題ですが、人が戻る、還流の兆しは 希望です。」と締めくくりましたが、その希望を指南し、支援いただけるのは、沖縄の人材に期待を抱く、有能な”その業界の専門家だった方々”がいたりします。特にIT業界は、横の繋がりを有効活用し(ある意味”オープンソース”的考え方)、企業横断でシナジー効果を生み出しています。 私の周辺にも有能な方々が、沖縄のポテンシャルに懸け、日々奮闘されています。 地上波でかかった曲は、ラジオネーム「オードリー・タンタンのリクエストでRIP SLYME『楽園ベイベー』です。 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレスは、snow@rokinawa.co.jp ・番組へのリクエストでも意見でも紹介してほしい事でもなんでもいいです。メールを募集しています。 参考文献 琉球新報_5.経済面「新興企業_沖縄10位」(2025.6.10) 琉球新報_4.経済面「ゲームに強いスマホ」(2025.8.23)

    10 分鐘
  5. リスキリングの主要目的、DXの導入意義

    9月6日

    リスキリングの主要目的、DXの導入意義

    第75回放送分【2025年9月6日(土)18:10~18:25】 テーマトーク前半リスキリングとDX:なぜ今、学ばなければならないのか? リスキリングという言葉を耳にすることが増えました。なぜ、今これほどまでに重要視されているのでしょうか?それは、デジタル化によってビジネス環境が激変し、私たちの働き方が大きく変わったからです。衰退する仕事がある一方で、デジタル関連の新しい職種が次々と生まれています。しかし、この変革の最中に、一つの大きな問題が浮上しています。それは、ベテラン社員とZ世代との間の意識のギャップです。かつて、世界のビジネスを牽引していた日本の企業。1989年には、世界の時価総額トップ50社のうち32社が日本企業でした。金融や製造業がその中心です。この黄金時代を経験してきたのが、今のベテラン社員です。 一方、現在のトップ企業はGAFAMをはじめとする海外のIT企業が独占し、日本の企業はトヨタ1社のみ。Z世代は、この「失われた30年」の日本しか知りません。この世代間の意識の差は、今後の企業経営にどのような影響をもたらすのでしょうか?このエピソードを聴けば、リスキリングとDXの本当の目的が見えてくるはずです。 テーマトーク後半リスキリングとDX:世代間のギャップを越える鍵とは? 前回の続きです。世界的に取り残されつつある日本のビジネス環境しか知らないZ世代と、かつての日本の成功体験を知るベテラン社員。この両者の意識のギャップは、仕事への取り組み方や重要度の認識にまで影響を与えています。年功序列という安定したシステムの中で、勤続年数と熟練度を高めてきたベテラン社員。一方で、常に変化するグローバルなビジネス環境とデジタル技術に触れてきたZ世代。彼らが重視するのは、新しいスキルや情報をいかに素早く学び、活用するかです。 この意識の差が、特に顕著に表れるのが「レガシーシステム」という問題です。長年使われ続けてきた古いシステムは、もはや最新の技術に対応できず、企業の成長を妨げています。 今回のエピソードでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の本当の意味に迫ります。DXは単にシステムを新しくするだけではありません。それは、過去の成功体験という鎖を断ち切り、新しい時代に対応するための組織変革なのです。 「過去のやり方には、もう戻れない」。この現実をどう乗り越えていくのか、リスキリングとDXを通じて紐解いていきましょう。 クールダウントーク 歴史を学ぶと、あの頃の時代背景や経営哲学の魅力に出会います。 世界を席巻した日本企業の原動力です。 それも今は昔、知らない人が多くなり。 沖縄県では旧暦のお盆。9/4に先祖を向かい入れ(方言・ウンケー)、9/6にお見送り(ウークイ)します。 「トートーメー」とは、トートー(尊い)先祖のメー(前)という意味。 先祖をお迎えし、お見送りするお盆は、今ここに自分がいる意味を教えてくれる気がします。 だからこそ、未来に希望をたくすために、何をどう学び、活用していけばいいのか、点をどう結んで線にし、未知を示すのか、それが「わからない」を払拭するきっかけだと思うんです。 地上波でかかった曲は、旧盆のウークイなので番組セレクトよりパーシャクラブ『海の彼方』です。 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレスは、snow@rokinawa.co.jp ・番組へのリクエストでも意見でも紹介してほしい事でもなんでもいいです。メールを募集しています。 参考文献 for Startups, Inc.「平成最後の時価総額ランキング。日本と世界...その差を生んだ30年」 NTTドコモビジネス株式会社「レガシーシステムとは」 琉球新報_26.社会面「沖尚決勝_人流4割減、沖縄セルラー調査「甲子園愛」証明」(2025.8.29)

    10 分鐘
  6. リスキリングがすすむ自動車業界

    8月30日

    リスキリングがすすむ自動車業界

    第74回放送分【2025年8月30日(土)18:10~18:25】 自動車業界の転換点!SDVって一体何? 🚗 【衝撃】自動車はもうハードウェアじゃない!? SDVで仕事はどう変わる? まるでスマホのように、アップデートで進化する車「SDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)」。この革新的な技術が、自動車業界の仕事内容を根底から変え始めています。 これまで車は、ハードウェアが主役でした。しかし今、ソフトウェアが車の性能や機能を制御する時代が到来しています。ECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)が特定のハードウェアを制御していた時代から、車全体をソフトウェアで定義する時代へ。 この転換が、私たちの仕事にどんな影響をもたらすのか?SDVによって、一体どんな変化が起きているのか?分かりやすく解説します。 🔑 テーマトーク前半:ポイント SDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)とは何か?従来のハードウェア中心の車から、ソフトウェアが性能を制御する車への移行。 スマートフォンのように、ソフトウェアのアップデートで機能が向上・追加される。 SDVが自動車業界に与える影響 自動運転アルゴリズムの更新が可能になるなど、新しい技術開発やビジネスモデルが生まれる。 これまでのハードウェア開発中心の仕事から、ソフトウェア開発やデータ管理など、仕事内容が大きく変化する。 ECUとSDVの違いを分かりやすく解説 従来のECU:ABSなど、特定のハードウェアを制御するシステム。 SDV:車全体の機能をソフトウェアで定義し、制御するシステム。 未来の自動車は「運転しない」? リスキリングで変わるキャリア 🚗【激変】自動車業界で起きている「リスキリング」の波!AIやソフトウェアの知識が必須に? 「アルゴリズム」ってよく聞くけど、具体的には何を指すの?そして、それがどう自動車の未来と私たちの仕事を変えるの? 自動運転レベル4の時代が、すでにアメリカや中国では現実のものとなり、完全無人タクシーが走り始めています。そんな車の進化にともない、自動車業界ではリスキリングが急務となっています。 トヨタ、デンソー、ホンダの具体的な事例を交えながら、現場のメカニックやハード系技術者が、なぜ今ソフトウェアやAIの知識を学んでいるのか、そして、それが私たちのキャリアにどう影響するのかを深掘りします。 🔑 テーマトーク後半:ポイント 自動運転とアルゴリズムの関係アルゴリズムとは、目的に対する「ルール」や「手段」のこと。 自動運転では、AIが人間よりも早く危険を察知し、冷静に回避するための自動運転アルゴリズムが鍵となる。 レベル4の自動運転が、すでに海外では商用運用されている。 なぜ自動車業界でリスキリングが不可欠なのか? 車の進化が、ハードウェア中心からソフトウェアやAI中心にシフトしているから。 この変化に対応するため、既存の従業員が新しいスキルを学び直す必要がある。 具体的なリスキリング事例 トヨタ:メカニックがAI活用研修を受け、業務自動化ツールを導入。 デンソー:ハード系技術者をソフトウェア職へ育成するプログラムで、社内での人材移動を促進。 ホンダ:全従業員にeラーニングを提供し、ソフトウェア領域の基礎知識を習得。 リスキリングの必要性と今後のキャリア 車の進化に合わせ、業界全体でリスキリングが当たり前になっている。 この流れは自動車業界に限らず、多くの業界で将来のキャリアを考える上で重要なテーマとなっている。 車派?バイク派?未来のドライビングはどこへ向かう? 🚗 クールダウントークより 車業界のリスキリング大特集!仕事も趣味もリスキリングで広がる未来 自動車業界の最新トレンドをテーマにお届けした今回。好きなことを仕事にするプロたちとの対話を通して、リスキリングがもたらす変化を深掘りしました。 最新技術が安全性を高める一方で、人が運転する楽しさは失われてしまうのでしょうか? 過去の名車への熱い思い、そして最新技術への挑戦。対極にあるように見えて、実は同じ情熱から生まれているのかもしれません。 リスキリングは、単に仕事を守るためだけではありません。新しい「好き」を見つけ、未来の自分をデザインするためのチャンスです。 🎙️ リスナーの皆さまへ 自動車業界の変革を追ってきました。 私がバイク好きということもあり(将来は映画『AKIRA』で出てきたバイクに乗ってみたい♪)、最初は車の専門的な話についていけるか不安でしたが、実際にプロの方々にお話を聞いて、その熱意に触れるうちに「好き」を仕事にすることの素晴らしさを改めて感じました。 最新技術がどんどん進化する中で、私たちはその流れにどう乗っていくべきなのか? この番組を通して、皆さんが「未来の自分」を考えるきっかけを見つけてくれたら嬉しいです。 地上波でかかった曲は、MU_TOM★CAT『ふられ気分でRock'n' Roll』です。 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレスは、snow@rokinawa.co.jp ・番組へのリクエストでも意見でも紹介してほしい事でもなんでもいいです。メールを募集しています。 参考 「Reskilling Camp」トヨタ自動車のデジタル人材育成を支援し組織変革を促進 日本の人事部「HRカンファレンス」Hondaが挑む、変革のカルチャー推進と学びへの文化醸成 日本経済新聞2025年8月22日「データで読む地方再生」記事より

    11 分鐘
  7. リスキリングにより変革する企業組織構造

    8月23日

    リスキリングにより変革する企業組織構造

    第73回放送分【2025年8月23日(土)18:10~18:25】 前半のテーマトーク: 多くの企業が直面している「人手不足」と「人材不足」。この二つの違い、実は知っていますか? 今回は、沖縄のビジネス環境にも押し寄せるこの深刻な問題と、変化の時代を乗り切るためのカギ「リスキリング」について徹底解説します。 AI活用、データ分析、法改正、そして脱炭素…これからのビジネスで求められるスキルは、今までの経験だけでは身につきません。なぜ、ゼロからの学び直しが必要なのか?そして、それが企業の組織構造や働き方にどのような変革をもたらしているのか? 年功序列からジョブ型雇用へ、固定部署から流動型組織へ。「アメーバ経営」や「アジャイル開発」といった新たな組織の形、そして生成AIがもたらす「人間の役割の再構築」まで、変化の波を生き抜くヒントについて語りました。 🎙️「人手不足と人材不足、その決定的な違いとは?変化するビジネス環境を生き抜くリスキリングの力」 💡リスキリングとは? 💡アメーバ経営やジョブ型雇用が広がるワケ 💡生成AIがもたらす「人間の役割」の再定義 後半のテーマトーク 「企業にとって、本当に価値のある人材とは?」 仕事で成果を出す人、それはもちろん重要です。しかし、それとは全く違う形で、組織に大きな変革をもたらす人がいます。それが「リスキリング」によって新しいスキルを身につけた人たちです。 彼らは、これまで誰も気づかなかった新しい価値を発見し、仲間を巻き込みながら、組織全体を「挑戦する集団」へと変える力を持っています。この「個の力」と「新しい価値を創造する力」、この2つの軸を持つ組織こそが、不確実性の時代を生き抜くための鍵となります。 当たり前が通用しない時代、私たちの働き方、そして企業の組織の形は大きく変わろうとしています。リスキリングがもたらす、社会全体の大きな流れについて、一緒に考えていきましょう。 🎙️今回のエピソード「リスキリングが組織を変える!不確実性の時代を生き抜く企業の条件」 💡リスキリングがもたらす組織へのインパクト 💡「個の力」と「新しい価値を創造する力」 💡挑戦する組織をつくる人材とは? 地上波でかかった曲は、ラジオネームバス通学の大学生さんのリクエストで、こっちのけんと『はいよろこんで』です。 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレスは、snow@rokinawa.co.jp ・番組へのリクエストでも意見でも紹介してほしい事などメールを募集しています。

    11 分鐘
  8. 教育産業のリスキリング事例

    8月16日

    教育産業のリスキリング事例

    第72回放送分【2025年8月16日(土)18:10~18:25】 前半のテーマトーク:教育論的な話をしました。 高等教育はICT技術やAIの活用、データ分析能力を学ぶ内容にかわります。教育の学ぶスタイルが、「教養」ではなく「実践」にかわり、教育が社会と地続きになっています。 理論だけではなく、実践ありきなのが今の学校教育の現場です。 後半のテーマトーク:教育者の学び直し・リスキリングは変革し、選択肢ではなく”責任”になりました。 教育者は、理論を教えるだけでなく、実社会で通用する実践的なスキルを学生に提供する役割を担うようになりました。 リスキリングによって「教育コンテンツ」という新たな価値を生み出しました。 ”育てる場”から”産業界全体の再設計に関わる存在”に進化しています。 クールダウントーク: 変革には勇気が伴います。 変化した社会に適合した新たなスキルを、私たち大人が学び続ける限り、教育が時代に取り残されず、教育を未来へつなげられる、と私は思います。 地上波でかかった曲は、Mrs. GREEN APPLE『青と夏』です。 ※ポッドキャストでは著作権関連で割愛。 番組メールアドレスは、snow@rokinawa.co.jp ・番組へのリクエストでも意見でも紹介してほしい事でもなんでもいいです。メールを募集しています。

    11 分鐘

簡介

耳で大人の学び直しを伝える番組! 現役専門学校教員の山川こゆきが、学び直しいわゆるリスキリングについて、わかりやすく伝えるラジオ番組。聴いて新たなスキルを身につけリスナーの可能性を広げます。