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日本代表の田中碧、ガーナ選手の深刻負傷の中心にと報道、品格ある行動も話題に

「日本代表の田中碧、ガーナ選手の深刻負傷の中心にと報道、品格ある行動も話題に」  11月14日に日本代表がガーナ代表との試合(2-0)で勝利をつかんだ中で、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドに所属する日本代表MF田中碧が中盤で重要な役割を果たした。この試合は内容面だけでなく思わぬ負傷アクシデントにUKでは注目が集まったようだ。 この試合について、UKメディア『LeedsAllOver』が田中の関与した重大な負傷場面を伝えた。同記事によると、田中がペナルティエリア手前でシュート動作に入った際、リーグ・アンのトゥールーズに所属するガーナ代表MFアブ・フランシスがタナカの振り足とボールの間に足を入れた。田中の蹴り足はボールではなくフランシスの脚に当たり、フランシスが深刻な負傷を負ったと報じられた。田中がこの場面を意図した形で起こしたわけではなく、まったくの偶発的な接触が重傷につながったことも説明されている。 この試合、中盤の中央で先発した田中は68分間プレーし、タッチ60、パス成功49/51で成功率96%、タックル2/2、クリア2、ボール奪取2という数字を残した。試合はリーグ・アンのモナコに所属するFW南野拓実と、ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属するMF堂安律のゴールで決着した。田中は60分過ぎに交代し、その直後にガーナ代表指揮官オットー・アッド監督のもとへ向かい、深刻な負傷につながった接触について謝意を伝えた姿が確認され、この行為が同メディアで「品格ある行動」とも指摘された。 日本代表は次戦、18日に東京/国立競技場でボリビア代表と対戦する予定となっている。