福島中央テレビ

株式会社福島中央テレビ

福島県内で発生する事件事故や地域イベント、スポーツの話題のほか、福島第一原発廃炉の最新情報などを毎日お届けします。

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    福島市先達山の太陽光発電所が商業運転開始 危険性を指摘していた団体は事業者側の対応批判

    「福島市先達山の太陽光発電所が商業運転開始 危険性を指摘していた団体は事業者側の対応批判」 景観への影響などが指摘されている福島市の先達山にある太陽光発電所が9月30日商業運転を開始しました。 福島市の吾妻山の麓にある先達山では、約9万5000枚の太陽光パネルを設置する大型の太陽光発電所が建設され、これが景観の悪化につながるとの指摘が住民からあるほか、当初、福島市に示していた景観の予測と違うことから福島市は事業者に対し、景観の回復などを求めていました。 しかし、景観の回復が認められないなか、発電所は、30日午前から商業運転を始めたということです。 福島市は景観が回復するまで事業者から送られてくる「事業完了届」を受理しない姿勢ですが、これに法的な拘束力はありません。 一方、これまで、太陽光パネルからの光の反射問題や災害の危険性を指摘していた団体が会見を開き、事業者側の対応を批判しました。 先達山を注視する会 共同代表 梅宮 毅 さん「先人たちが守り抜いてきた景観がこれほどまでに壊され、住民対応がおろそかで、ずさんで、かなり痛みを感じている」 景観の回復について、事業者は中テレの取材に対し「今後も市民の声を大切にし、行政と連携を図りながら、緑化の追加工事やパネルによる反射の検討・検証等の対応を継続する」とコメントしています。

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  2. 11 小時前

    年末年始の食卓を彩る水産物 気になる価格の傾向は? 郡山市の市場で冬の商品展示会

    「年末年始の食卓を彩る水産物 気になる価格の傾向は? 郡山市の市場で冬の商品展示会」 市場は、もう年末年始を見据え動き出しています。郡山市では30日、年末年始の食卓を彩る水産物の展示会が開かれました。気になる価格の傾向は? 郡山市の総合地方卸売市場です。紅白模様で装飾された展示棚には「迎春」の文字。脂がたっぷりのっていまにもとろけそうなマグロも。 年末年始の商戦に向けてスーパーなどの担当者を相手におすすめの商品を紹介する冬の商品展示会です。新鮮な魚介類や、海の幸をふんだんに使った海鮮おせちなど、食卓に並べたら豪華になること間違いなしの水産物が並んでいます。 訪れた担当者たちは、実際に味わいながら品物を吟味していました。サンマやスルメイカ、イワシなどが豊漁というニュースを耳にしますが、年末年始に需要が高まる水産物の価格はどうなるでしょうか?担当者に話を聞くと? 郡山水産 執行役員 物流兼流通支援担当 斎藤 元広さん「水揚げの数量がない分、各種、さかな落ちてきていまして、製品単価ということになると高い傾向」 やはり、価格高騰の波は避けては通れないようです。温暖化の影響もあって例年よりも獲れなくなっている魚がいるようです。なかでも、サケは水温が上がったことで漁獲量が減り、その子ども「イクラ」は通常の倍ほどに値段が上がっているといいます。 魚のすり身を使ったお正月の定番=かまぼこや伊達巻といった加工品も原料となる魚の価格の高騰で値上がりしています。ある「かまぼこメーカー」によると、今年は、15パーセントほど値上げしたものもあるそうです。ただ、伊達巻やかまぼこはおせちの定番ですし、1年の締めくくりの食卓を豪華にしたいという人もいるでしょうから、家計を工夫をしながら年末年始を迎えたいですね。 郡山水産 執行役員 物流兼流通支援担当 斎藤 元広さん「やはり皆さんにお魚を食べていただきたいということなので、きょうのように皆さん商品をご案内していただいているので、それをお客様に数多くご提案して、広めていきたいなという風に考えております。」

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  3. 12 小時前

    5年前の飲食店爆発事故巡り 損害保険会社原告の民事裁判 店の運営会社など4社に約138万円の支払い命じる判決

    「5年前の飲食店爆発事故巡り 損害保険会社原告の民事裁判 店の運営会社など4社に約138万円の支払い命じる判決」 5年前、郡山市の飲食店で起きた爆発事故をめぐり、30日民事裁判による1つの判決が示されました。裁判は、損害保険会社が事故が起きた店の関係者を相手に損害賠償を求めたもので、裁判所は、関係者の一部に約138万円の支払いを命じました。 訴えを起こしていたのは、自動車保険を取り扱う損害保険会社です。訴えによりますと、損害保険会社は5年前、郡山市の飲食店で起きた爆発事故で顧客の車が壊れる被害にあったことから、車両保険を通じてその損害を補填しましたが、「事故は、被告らの責任により生じたものである」として、店の関係者である6社に対して、車両保険金138万8200円の支払いなどを求めていました。 30日、福島地裁郡山支部で開かれた判決で、裁判所は、店の運営会社やガスの管理会社、それに事故当時店を工事していた会社など4社に対し、138万8200円などを支払うよう命じる判決を言い渡しました。 理由について裁判所は、「事故を防ぐ必要な注意を十分に尽くしていたとは言えないため損害賠償責任が認められる」としています。一方、フランチャイズにより店を運営・管理していた企業と、建物を所有していた企業については、賠償の責任は生じないとしています。

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