第1222回の今回は
次もある VS 次はない
というテーマでお送りします。
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板書をノートにとらない生徒がいる。
教師からすると、生徒にできるようになって欲しいと思って、
長い時間をかけて準備をし、話をし、板書をしているので
残念この上ないのだが、
当の生徒は、一切悪びれるところもなく
自分の爪を見たり
机の上に散らばった消しゴムのカスを手で玩んでいる。
隣の生徒に目を移すと、先生の言ったこと、黒板に書いたこと、
すべてを書き漏らすまいと、全力集中して、
ノートをとっている。
当然、入試の結果は火を見るよりも明らかなのだが、
そもそもどうしてこういう差が出るのか。
前者は、「次もある」と思い、
後者は、「次はない」と思っている。
この違いが、そのまま入試の結果に反映する。
別の例を挙げる。
AとBの二人の生徒がいるとする。
二人はほぼ同じ実力。
ともに東京にある○○大学を志望している。
しかし、共通テストの点が足りず、▽▽大学を受験することになった。
▽▽大学は、地方にある。
Aは、共通テストでかなりのアドバンテージがあったにもかかわらず、
それを逆転されて、結果は不合格。浪人することになる。
Bは、共通テストのアドバンテージをそのまま生かして合格。
▽▽大学に進学。
▽▽大学は、教授陣も一流、研究実績も一流、
もちろんノーベル賞受賞者も複数出している。
Aは「次もある」と考え、
Bは「次はない」と考えている。
この違いが大きな差を生んでいる。
Aが故意に▽▽大学に進学したくないので、不合格になるよう
わざと手を抜いたのかもしれないし、
そうでない別の理由があったかもしれない。
浪人して第一志望の○○大学に合格するかもしれないし、
不合格になるかもしれない。
それは誰にもわからない。
ただ、指導者からすると、▽▽大学は、受かる確率の高い、
それもかなり高い大学学部学科の受験なので、
それを不合格になったのはとても残念でならない。
指導者と受験生とそのご両親との違いは
合格と不合格は紙一重であることを知っていることであり、
一点を上げることの難しさを知っていることだ。
身を切るように、痛い程知っているのが指導者なのだ。
だから、私たちは、
「次はない」という気持ちで、指導に全力を尽くす。
人生は何があるかわからない。
来年、入試が通常通り行われる保証はどこにもない。
だからこそ、
その与えられたチャンスを全力でものにしていくという気持ちは
常に持ち続ける必要がある。
正常な危機感と集中力は表裏一体の関係にある。
だからこそ、あらゆることを振り捨てて、
絶対合格!
再生時間は5分です。ぜひ聴いてみて下さい。
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信息
- 节目
- 频率两周一更
- 发布时间2025年9月26日 UTC 06:00
- 长度5 分钟
- 分级儿童适宜