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次世代メモリーに応用…東北大など、交替磁性体の磁区観察で新技術

「次世代メモリーに応用…東北大など、交替磁性体の磁区観察で新技術」 東北大学の鈴木博人助教と早稲田大学の武上大介博士研究員、大阪公立大学の播木敦准教授らは、交替磁性体の磁区観察技術を開発した。交替磁性体は消費エネルギーの小さなメモリーになると期待されている。従来の測定法では情報を記憶する磁区が見えなかったが、新手法では3種の磁区の構成比を推定できた。次世代メモリーの開発につながる。