福島中央テレビ

株式会社福島中央テレビ

福島県内で発生する事件事故や地域イベント、スポーツの話題のほか、福島第一原発廃炉の最新情報などを毎日お届けします。

  1. 13H AGO

    栗が破裂…調理家電の誤用に注意 安全に食欲の秋を楽しもう 福島

    「栗が破裂。調理家電の誤用に注意 安全に食欲の秋を楽しもう 福島」 食欲の秋、秋の味覚をさまざまな調理方法で楽しみたいところですが、調理家電を誤った方法で使うと思わぬ事故の原因になるというのです。 注意点をまとめました。 収穫の秋、食欲の秋がやってきました。新米はもちろん、サツマイモや栗といった秋の味覚の収穫が最盛期を迎えています。 焼いてよし、蒸してよし。調理方法によって味わいや楽しみ方が変わるのも秋の味覚の醍醐味ですが、調理家電の使い方次第では思わぬ事故につながってしまう恐れがあります。 こちらは製品評価技術基盤機構・ NITEが行った実験映像。 焼き芋を作ろうとサツマイモをアルミホイルで包み電子レンジに。 すると。火花が散り。やがて火があがりました。 電磁波で食品を加熱する電子レンジですが、アルミホイルなどの金属類は、金属の中の電子の動きを活発化させてしまい火花が発生。火災になる恐れがあるのです。 金属類が少しでも含まれていると危険なため、アルミホイルだけではなく、金属ワイヤー付きの袋もそのまま温めるのは危険です。 そして、レンジでの加熱をめぐってはこんなトラブルも。。 焼き栗を作ろうと栗をオーブンレンジで加熱すると。およそ10分後。栗が次々に破裂。実は栗のように殻や皮がある食品は加熱に注意が必要なんです。 レンジ加熱は食品の内側から温めますが、このとき殻の内側に水蒸気が閉じこもり、内部の圧力が高まることで破裂してしまうのです。 そのため、切れ目を入れてから加熱することが大切です。 そして、危険はレンジだけではありません。 こちらは電気の力で電熱線が熱くなり鍋を加熱するラジエントヒーター式のIHコンロです。 そこにプラスチックの製品やキッチンペーパーを放置すると。熱で溶け、煙が出て。激しく燃え上がりました。 火を使わないからと、油断をしてしまいそうですが、熱くなる場所に調理器具以外の物を置かないようにしましょう。 過去5年間で発生した調理家電の事故のうちおよそ半数が、誤った使い方や不注意によるものが原因となっています。 NITEは取扱説明書や商品パッケージの記載を守り、加熱の仕組みを理解した上で調理してほしいと呼びかけています。

    3 min
  2. 13H AGO

    熊が襲ってきたら…どう身を守る? 街なかでの被害相次ぐ 福島

    「熊が襲ってきたら。どう身を守る? 街なかでの被害相次ぐ 福島」 熊を寄せ付けない対策が進む一方で、湯川村では27日、歩いていた女性が路上で熊に襲われけがをする被害がありました。 街で熊に襲われたとき、どう身を守ればいいのか取材しました。 湯川村浜崎で27日、近くに住む女性(60代)が、熊に左腕をひっかかれけがをした被害。 女性は職場から歩いて帰っていたところ、突然、路上に熊が現れ襲われたということです。 熊を寄せ付けない対策として、これまで、熊鈴や撃退スプレーを持ち歩くことが進められていましたが、あくまでこれは山に入るときの話。 街なかに突然、熊が現れ人を襲うのが頻発するなか「襲われたらどう身を守れば良いのか」。 熊対策はもはやそんなことを考えなくてはならない段階にきているのかもしれません。 取材したのは熊の生態に詳しい米田一彦さん。山と市街地では熊の性質が異なると話します。 *日本ツキノワグマ研究所 米田一彦所長 「平地に出た熊は走ってくるわけです。これは興奮の極みとなっていますから、その延長線で襲われると打撃が大きい。」 通常、山林に生息する熊は安心できる環境に身を置いているため、人を襲うことはそれほど多くはないそうですが、市街地に現れる熊いわゆる「アーバンベア」は隠れる場所を探しながら速足で移動するため、出合い頭に人を攻撃する恐れが高く 重傷化するケースが多いということです。 そのため、市街地で熊に出くわした場合に大切なのは、とにかく身を隠すこと。 興奮状態の熊の前では、後ずさりをしてゆっくり距離をとっても襲われる可能性が高いためすぐに車や建物に隠れる必要があります。 このとき、熊は目があまりよくないため、電柱や街路樹などの全身が隠れないようなものでも身を隠す効果があるといいます。 それでも周囲に隠れるものがなく熊が襲ってきた場合には、致命傷を防ぐために首と頭を覆いうつ伏せで丸くなる姿勢をとってほしいと話します。 *日本ツキノワグマ研究所 米田一彦 所長 「事故のピークはこれからですから、熊の目撃情報とかを共有して出くわさないようにする必要があります。」 そのうえで米田さんは、熊鈴や防犯ブザーといった音のなるものも対策としては有効だとして、使い分けて対策をとってほしいとしています。

    3 min
  3. 14H AGO

    人や犬も被害に…熊対策に追われる 喜多方市山都地区 福島

    「人や犬も被害に。熊対策に追われる 喜多方市山都地区 福島」 熊の目撃件数が過去最多となっている福島県内ですが、人を襲って被害に遭うケースも増えています。 9月に入ってから人が襲われる被害が3件起きている喜多方市では、電気柵や熊を捕獲する罠の設置など熊を寄せ付けないための対策に追われています。 *広報車の音「(喜多方市)山都町内でクマによる人身事故などが発生しております。」 9月に入ってから、人や飼い犬が熊に襲われる被害が3件起きた喜多方市の山都地区。 市は29日も広報車を出して、外出や農作業をする際には熊に注意するよう呼びかけました。 *熊を目撃した小林美枝子さん「親熊はこのへんにいたんですよ。」 先週、庭にある柿の木で親熊と子熊3頭を目撃した小林美枝子さん。 すぐに夫の文雄さんを呼び、爆竹を鳴らしてクマを追い払いました。 *美枝子さん「表に出たら柿の木の下におっきな熊、1メートルくらいある熊がいて。ワッとなって。」 今年は、熊の一番の餌であるブナの実=ドングリが不作で、家の庭先にあるカキやクリ、クルミなどの果樹を求めて、人里に来るケースが増えています。 このため市は、食べない果樹は熊を寄せ付けないために、早めの収獲や伐採を勧めています。 あわせて熊が出た家などを中心に、再び寄せ付けないよう電気柵を設置しました。 *文雄さん「これ(電気柵を)つけてから、安心はしているのですけれども。これで大丈夫だなと。」 人里の果樹が迎える実りの秋。。 喜多方市では引き続き、電気柵や熊を捕獲する罠を設置して、人が襲われないよう対策を続けています。

    2 min

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