「「甘柿、ほとんど食べられた」熊の出没相次ぎ「警戒」続く福島市 電気柵用意する住民も」 県内各地で熊の目撃件数や人への被害が前の年と比べ大幅に増えていて、深刻な状況です。 最近では、自宅の庭の柿の木が狙われるケースもあり、現場を取材すると、住民が電気柵を設置するなど自衛に乗り出す状況になっていました。 福島県内で相次ぐ熊の目撃。 県警によりますと4日までで1500件を超える目撃情報があり、前の年の同じ時期と比べてなんと900件以上も増えているのです。 11月に入ってから、熊はこんなところにも姿を現すように。 住民 「これ甘柿、(熊が)ほとんど食べました。枝折っちゃうのね、だから下にバラバラ落として」 自宅の庭などにある柿を狙うようになりました。 取材したのは福島市の桜本地区です。 住民によると、5日も家の近くで熊が柿の木に登り実を食べる姿が目撃されていました。 その柿の木を見ると、実はほとんどありませんでした。 福島市などが2つの罠を仕掛けたところ大人とみられる熊2頭が捕獲されたということです。 熊を目撃した人は 「(熊が)どんどん里に下りてきて。多いです、間違いなく。至るところで熊だらけ」 取材した地域は、JR福島駅から直線で10キロほど離れた地域。 山沿いの集落ではありますが住宅が多く立ち並ぶ場所です。 連日の熊の出没に住民もついに、自衛の手段に乗り出しました。 取材したこちらの男性。数日前の朝、庭に熊のものとみられる足跡があったといいます。 「子熊を2頭くらい連れてたみたい、小さい足跡がいっぱいついてた」 庭の扉は当時、閉めていましたが、その扉をよく見ると。爪でひっかかれたような傷が。 熊は、大人の背丈ほどあるこの扉を乗り越えて入ってきたとみられています。 男性は熊が侵入してこないよう、すぐに電気柵を家の周りに設置しました。 購入に数万円かかったそうです。 警察は近くに柿の木があり実が残っている場合は十分に注意し、日没から日の出までの間は必要なとき以外は外出せず細心の注意を払うよう呼びかけています。
資訊
- 節目
- 頻率每日更新
- 發佈時間2025年11月6日 上午9:53 [UTC]
- 長度3 分鐘
- 年齡分級兒少適宜
