福島県が「また来て。」割を実施へ　県の補正予算案には他にも支援策が・福島

「福島県が「また来て。」割を実施へ　県の補正予算案には他にも支援策が・福島」　中テレは、日本テレビ系列30局で作るインターネットの「日テレニュースサイト」で日々さまざまなニュースを発信しています。18日までの1週間でこちらの県内ニュースが注目を集めています。 最もアクセス数が多かったのは県独自の宿泊業支援策「また来て。」割を伝えたニュースでした。 冬になり各地で発生が増えている火事に関する記事も多く読まれています。 今週もさまざまなニュースがありましたが、皆さんの関心が高かった「また来て。」割について深掘りします。 県が来年の春に予定している宿泊割引キャンペーン「また来て。」割に期待が寄せられているのです。 この支援策、県内の旅館やホテルで1泊8000円以上の宿泊をした人を対象に3000円を割引を行うもので、インバウンドの旅行者も含まれるといいます。 こうした支援策を打ち出す背景にあるのが昨今の物価高。 食材費に、燃料費、人件費が軒並み高騰し、宿泊業の経営を圧迫しているといいます。 さらに追い打ちをかけているのが。 　内堀知事 「震災以降、本県の宿泊者数は全国の伸び率に比べて低い状況が続いており。」 観光客の減少です。2024年、福島県に来た観光客数は、その前の年から15万人減少し、東北6県で唯一、減少に転じたといいます。 　内堀知事 「1年を通じて、観光客の方に福島の地に来て、見て、感じて、笑顔になって、まさに福島のこういった幸せの風を感じていただきたいという思いもありますので。」 支援策は来年春から始まる予定で、これら支援策が盛り込まれた補正予算案が、現在、開かれている県議会定例会で審議されています。 今回の県の補正予算案。 物価高のいま、家計にはうれしい支援策がいくつか盛り込まれています。 例えば、LPガスを使っている世帯等への支援として、1世帯当たり2000円を補助したり、省エネ家電の購入を進めるため、2026年3月から8月にかけて省エネ家電を購入した人に最大4万ポイントを還元したりなどの事業が予定されています。 補正予算は、国の総合経済対策を受けたもので、県議会で可決され次第、施行されます。