文学ラジオ空飛び猫たち

第113回 完成度が高く奇想天外なSF短編集「いずれすべては海の中に」サラ・ピンスカー 著

【今回の紹介本】 ■『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー著 市田泉訳 竹書房

"最新の義手が道路と繋がった男の話(「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」)、世代間宇宙船の中で受け継がれる記憶と歴史と音楽(「風はさまよう」)、クジラを運転して旅をするという奇妙な仕事の終わりに待つ予想外の結末(「イッカク」)、並行世界のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりが解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)など。

奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、泳ぎ続ける。その果てに待つものは――。

静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。

是非お聴きください。

【番組内で紹介したトピック】 ■『いずれすべては海の中に』サラ・ピンスカー著 市田泉訳 竹書房 https://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/6038501

【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】

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硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

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