デデデータ!!〜“あきない”データの話〜

第160回「ゲーム理論特集3:悪い均衡を動かすには? ―― ゲーム理論で読み解く“合理的な不合理”の社会設計」

【メッセージ募集】

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【今回の内容】

さて、前回はビジネスを舞台に、ゲームのルールをデザインするという話を伺いました。しかし、その視点を社会全体に広げてみると、もっと根深く、厄介な問題が見えてきます。

誰もが「おかしい」と感じているのに、なぜか変わらない状況。個人の善意や努力だけでは動かせない巨大な「悪い均衡」。私たちは、この構造にどう立ち向かえばいいのでしょうか。

久米村さん、これって地球温暖化とか、民族紛争とか、そういうところに行き着くお話ですよね?

【今日の質問】

・米中半導体戦争に見る「囚人のジレンマ」の構造

・均衡を動かす「フォーカルポイント」とは

・「コモンズの悲劇」はなぜ起きるのか

・「自主的ガバナンス」とは

・チキンゲームにおける「コミットメント」の役割

・社会を設計するための4つのステップ

・悪い均衡を動かす「5つのデザインレバー」

【出演者】

■久米村隼人

ベネッセ、マクロミル、リクルート、日本経済新聞など複数の企業にて、データを活用する15の新規事業を創出。2018年に大企業のデータ活用支援・新規事業立ち上げ支援を行うFACTORIUMを設立し、70以上のDXプロジェクトを支援。2019年にデータサイエンススタジオDATAFLUCTを設立し、4年間で30以上のAIサービスをローンチ。これまで責任者としてローンチした新規事業は35を超える。

大阪府立大学大学院工学研究科修了、早稲田大学大学院商学研究科修了

■DJ Nobby

キャリア26年目のラジオパーソナリティ。経済ニュースパーソナリティとしてフォロワー10万人を超えるVoicyチャンネルを個人で運営する傍ら、ラジオ番組「週刊Nobbyタイムズ」「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のパーソナリティ、ポッドキャスト「ながら日経」の土曜パーソナリティなどを務める。

大学卒業後はラジオパーソナリティと並行してシティバンク・エヌ・エイ、東京金融取引所、プルデンシャル生命、メットライフ生命に勤務。銀行・証券・保険の3分野に精通し、特にコンプライアンス分野のデータ分析に強みを持つ。

DATAFLUCTウェブサイト

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