9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

第423回 次々に新しい事業に挑戦し、6社を経営しホールディングス株式会社へ 既存事業の隙間にビジネスチャンスを見出した後継社長の成功の秘訣 グッドホールディングス株式会社 

赤澤社長は最初、社長になるつもりはなかったが、ある出来事で
39歳頃から決意し、約2年半の準備期間を設けて42歳で正式に就任した。

準備期間では「社員から信頼される空気づくり」を意識し、コミュニケーションを重視。
引き継ぎにあたって、先代は交代を渋ったものの、ある方法でそれも乗り越えた。

社長就任後は守りの経営から攻めの経営へ転換した。

そのために「顔の見える社長」として外部対応も積極的に行った。
ただ、3社の社長を兼任したが、すぐに「自分一人では無理」と痛感し、
そこからは「権限移譲と人材育成」にシフトし、若手でも視座が高い人材に抜擢を行う。

常に会社の成長を社員にも意識づけし、新規事業を模索し続けた。
多くの新規事業は社員の現場発案がベースであり、
社員のアイデアを尊重し、事業化 → 独立法人化 → 社長任命という流れを作った。

赤澤社長は、揉めがちな事業承継において計画的な引き継ぎと人間関係の構築に成功した稀有な例。
経営においては「人を信じて任せること」「透明性と信頼を重視すること」が組織を強くするという強い信念を持っている。

グッドホールディングス株式会社
https://www.goodhd.co.jp/

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