聞くだけで心が晴れる🌱仏教入門ラジオ よしおか@仏教の専門家
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- Religion & Spirituality
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現代科学に欠けているものを
埋め合わせてくれる宗教があるとすれば、
それは「仏教」です。(アインシュタイン)
日本は「仏教」の国なのに、
どうしてこんなにもよくわからないのでしょう?
私は、浄土真宗の講師として、
日本の裏側、ブラジルで仏教を伝えている布教使です。
《ブッダの智慧に生きる意味を学ぶ》
https://buddha-wisdom.localinfo.jp/
《note・動画講座あります》
https://note.com/buddha_wisdom
ブラジル人は、日本から仏教を伝えにきた私に
目を輝かせ「どんな教えか、すごく関心があります」と
聞いてきます。
ブラジルだけでなく、海外に行けば
自分の宗教は何か?ということは
当り前のように聞かれますが、
日本人ほど、宗教に無関心で、無知である人は
いないのではないでしょうか?
だけど、安心して下さい。
私もそうでした。
18才までは、「仏教って死人の後始末でしょ」
「宗教は危ない、近寄らないようにしよう」と
思っていた私が、
仏教を体系的に学ぶことで、こんなにも
論理的かつ実生活に密着した教えであり、
世界に誇る教えが、日本に存在していたのかと
感動し、それから20年以上学んできたことを
少しずつなりと伝えていけたらと、
ラジオを始めました。
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#47怒りに怒りで返してはならない。 本当に強い人とは?
お釈迦様は、
「怒らないことによって怒りにうち勝て
良い事によって悪いことにうち勝て
分かち合うことによって物惜しみにうち勝て」と仰っています。
腹を立てて攻撃してくる人に、こちらも怒りの炎を出してぶつかると、
更に大きな怒りとなり、手が付けられなくなります。 -
#46今もとめられているのは自分をありのままに見る能力
2019年の大ベストセラーとなった
「ファクトフルネス」の翻訳者の一人である
人気翻訳家の関美和さんは
同じ年に「EQ 2.0」という本も翻訳しています。
この二つの本に共通しているのは
「ありのままに正しく見る」ことだと
翻訳者の関さんは言っています。
仏教では、このありのままに正しく見ることを
「諦観」と言います。
諦観の諦は諦めると読みます。
あきらめるときくと、今日では、
とても見込みがない、仕方がないと断念する
意味でしか使われませんが、明らかに見るとも読み、
「物事を正しく明らかに見る」ことを諦観といわれます。 -
#45まわりの人に気を遣う繊細な方への お釈迦さまからのメッセージ
ある女性が、周りに自分を合わせてばかりいることに悩んでいました。
人から嫌われるような言動を取らないように
自分の意見はなるべく言わないようにしていると言います。
周りからどう思われているかに縛られて
自分らしい生き方ができていないのでは勿体ないことです。
私たちは誰かに期待されるために、
誰かの願いに応えるために生きているのではありません。
自分の人生ですから、自分の気持ちを大切にしたいものです。
そんな私たちにお釈迦様は
「皆にてほむる人はなく、皆にてそしる人もなし」と言われました。 -
#44正直者は馬鹿を見るのか? 司馬遷とプラトンに学ぶ
良い行いをすれば幸せになるし、
悪い行いをすれば不幸になるというのは
誰でも納得していますし、
みんな信じて生きていることです。
しかし現実には、正しいことをした人があっけなく殺されてしまうことや、
凶悪犯が裁かれることなく、天寿を全うしていることがたくさんあります。
善人が必ず幸せになるとは限らない、
あるいは悪人が必ず不幸になるとも思えない。
昔から言われるように
「正直者はバカを見る」のではないか?
そんなことを思うことはないでしょうか。
今から2000年前に書かれた
史上最高の歴史書といえば
中国の『史記』です。
この本は、司馬遷という歴史家が書いたものです。 -
#43釈迦の誕生を「花まつり」といって祝う理由とは?あなたの命には無限の価値がある。
お釈迦さまの誕生日を「花祭り」といって祝っています。
お釈迦さまは、どんな人の命にも、同じ価値がある。
肌の色も、生まれた場所も、障害があるとか無いとか、関係ありません。
全ての人間に共通した生きる目的、命の使い道があることを明らかにされています。 -
#42小さすぎてわからない原因が 予測もつかない大きな結果を生み出す
「あれは偶然起きた」「たまたまだった」と言われていることは、
実際にはごくごく小さな原因が大きな結果を引き起こしているのであり、
原因がないのではなくて、あまりにも小さくて分からないだけなのです。
小さな原因が予測もつかない大きな結果を生み出すことを
「Butterfly Effect バタフライ効果」と言ったりします。
小さな原因による小さな結果が、次の結果を起こし
さらにそれが次の結果を引き起こすことで
思いもよらない結果を生み出すことがあります。