自民党議連 高市首相に診療報酬の引き上げ申し入れ　維新は「OTC類似薬」の保険適用見直し求める

「自民党議連 高市首相に診療報酬の引き上げ申し入れ　維新は「OTC類似薬」の保険適用見直し求める」　自民党と日本維新の会は、高市首相に診療報酬の引き上げや医療費削減についての独自の提言をそれぞれ申し入れました。全国で経営難の医療機関が拡大する中、自民党の議員連盟「国民医療を守る議員の会」は医療機関に支払われる診療報酬の引き上げを求めました。自民党・加藤元厚労相：（高市首相に対して）物価・人件費の動向を踏まえた、しっかりとした（診療報酬の）改定であり予算をお願いしたい。政府は既に、2025年度の補正予算案に医療機関や薬局における賃上げ・物価高対策として支援金の交付などを盛り込んでいて、高市首相は「必要な対策は前倒しで実施してきた」と強調したということです。日本維新の会・斎藤政調会長：社会保障制度改革は日本の構造改革の一丁目一番地だと考えている。一方、維新は現役世代の負担軽減を目的とした提言で、自己負担が1割から3割の処方薬の中でも成分や効果が市販薬と似ている「OTC類似薬」の保険適用を見直し、市販薬の利用を促すことで数千億円規模の医療費の削減を目指すことなどを求めました。