「責任追及を徹底して行う」いわき信用組合が旧経営陣を提訴・福島

「「責任追及を徹底して行う」いわき信用組合が旧経営陣を提訴・福島」　いわき信用組合は不正問題を起こした旧経営陣20人に対し、約32億円の損害賠償を求めて民事による訴えを起こしました。 特別調査委員会の報告によると、いわき信用組合は顧客の名義を無断で使うなどしておよそ280億円の不正融資を行ったほか、約10億円が反社会的勢力に提供され金融庁から、一部業務停止の処分を受けています。 こうしたことを背景にいわき信用組合は役員としての任務を果たさず組合に損害を与えたとして、江尻次郎元会長を含む旧経営陣20人に対し、あわせて32億円あまりの損害賠償を求め民事による訴えを起こしました。 　いわき信用組合 金成 茂 理事長 「今後も刑事・民事問わず、専門家などとの協議に基づき、関係者らに対する責任追及を徹底して行う」 いわき信用組合は旧経営陣に対する刑事告訴の準備も進めているということです。