「部員飲酒発覚の興國高校、選手権出場に賛同が!サッカー関係「辞退していたら…」」 大阪府の私立・興國高校は先日、サッカー部員の飲酒が発覚。11月15日に当該部員を除くメンバーで全国高校サッカー選手権大会に出場する意向を発表したが、この学校側の発表に一部サッカー関係者から賛同の声が挙がっている。 サッカースクール紹介事業などを手掛ける『株式会社ヒカリノアトリエ』の小倉芳郎代表は、興國高校の発表後にXを更新。「関与していない部員が出場を絶たれることは、今後の人生において深い傷痕を残しかねない」という学校側のコメントを紹介した上で、高校側の判断についてこう自身の見解を綴っている。 「もし、ここで出場を辞退していたら…。他の都道府県で、きっと暴露合戦が始まっていたと思う。いや、すでに一部では始まっている。だからこそ、この判断は正しかったと感じる」 そんな小倉氏は11月上旬、興國高校の一部生徒による不祥事が報じられた後、「出場辞退という罰は、誰のための連帯責任か?」と疑問を投げかけると、「学校は該当生徒を処分した。でも世間はそれでは満足しない。「出場辞退すべきじゃないか」まるで、見えない裁判官が判決を下すように」などと、同校の出場辞退を求める声に反論していた。 興國高校の判断を巡る議論は、単なる不祥事対応の是非にとどまらず、高校スポーツにおける連帯責任のあり方、そして“世間の空気”が処分の重さを左右してしまう現代特有の課題を浮き彫りにしている。不正行為を行った者が厳正に処分されるべきなのは当然だが、関与しなかった生徒たちの努力や未来まで奪うことが本当に社会正義と言えるのか。 私たち大人が問われているのは、感情的な制裁ではなく、教育的観点からどの選択が最も妥当で、公平で、将来を担う若者たちにとって望ましいのかという視点である。今回の判断を契機に、高校スポーツが抱える処分と公平性の問題について、改めて冷静で建設的な議論が求められていると言える。
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- Đã xuất bảnlúc 00:28 UTC 16 tháng 11, 2025
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