金属3D積層でニッケル基超合金を高強度に…阪大、力学機能制御法を確立

「金属3D積層でニッケル基超合金を高強度に…阪大、力学機能制御法を確立」　大阪大学の安田弘行教授と趙研准教授、山下葵平大学院生らは１１日、レーザー粉末床溶融結合（Ｌ―ＰＢＦ）で作製した階層組織を有するニッケル基超合金が従来材よりも高い強度が得られるメカニズムを解明し、その制御法を確立したと発表した。同合金の特異な高強度階層組織の変形挙動を解明。新たな力学機能制御法により航空宇宙やエネルギー、輸送機器、医療機器など幅広い分野の金属部材で力学機能の飛躍的向上につながると期待している。