福島中央テレビ

「雨の降り方も極端化している」来春から防災気象情報が新たに 福島市で勉強会

「「雨の降り方も極端化している」来春から防災気象情報が新たに 福島市で勉強会」 来年の春から防災に関する気象情報が新しくなります。気象庁はこれまで、複雑だった情報をレベルごとに統一して発表する方針です。どんな点が変わるのか?福島市で勉強会が開かれました。 大雨特別警報や土砂災害警戒情報など災害の危険度を示すため気象庁は様々な情報を発表して、国民に命を守る行動をうながしています。ただ、複雑な部分もあり、来年の春から情報を整理した新たな防災気象情報を発表していく方針です。大雨や土砂災害などの防災気象情報を5段階の警戒レベルに合わせて発表します。対応する防災行動が明確になるように名称の頭にはレベルの数字が付きます。またレベル4相当の情報として「危険警報」が新たに作られました。その運用開始を前に8日は、福島地方気象台の関係者を招いた勉強会が福島市で開かれました。  福島地方気象台 高橋 透 次長 「雨の降り方自体も従来と変わってきている」「降るときは大雨となって災害に結びつくような雨の降り方も極端化している」  福島中央郵便局 相樂英昭 局長 「しっかり社員を守りながら、地域の拠点として機能を発揮できるように、地域に安全なサービスを提供できるような体制づくりに活かしていきたい」 気象庁は新たな防災気象情報について来年春からの運用開始を目指します。