ホッとする仏教のおはなし - ほうわの樹 -

雪は光でとける ― 雪が教えてくれる仏教の道理

今回のエピソードでは、雪が太陽の光でとけていく姿を手がかりに、仏教の根本原理である「縁起」についてお話ししています。

子どもの頃の雪景色の思い出から始まり、雪や氷が「自分の力でとけるのではなく、光によって姿を変えていく」ことを通して、私たちの心のありように気づかされます。

私たちもまた、「私が、私が」「あいつが、あいつが」と固くなりがちな心を、仏さまの光によってそっと溶かされていく存在。

そんな大切な気づきを、雪のたとえとともに味わう時間です。

ぜひ、あたたかい飲み物とともにお聴きください。

毎日の暮らしが少しやさしくなるヒントになれば嬉しく思います。