093 誰かのために動くとき、わたしが生まれる―馬との暮らしが教えてくれる役割とつながりの話(対話集1からの気づき後編)

さんこまラジオ 〜ホースセラピー、自然×子ども、発達支援 ( 馬 森のようちえん 自然体験

今回のテーマは「他者とのつながりの中で見えてくる“わたし”」。

前回(091回)のエピソードで、スタッフ・いくみさんとの対話の音声をお送りしましたが、その対話からの黍原なりの気づきを深掘る後編となります。

馬との暮らしを通して浮かび上がる、大切な気づきの数々をお届けします。

後編となる今回は、対話集からの学びの続きを深掘り。子どもたちが馬の世話を通じて「誰かのために動く喜び」や「自分の役割」に出会っていく様子、そして、年齢や立場にとらわれず「みんなが対等であること」の感覚について語られます。
馬という存在が、自然と人と人のあいだの壁を取り払い、「ただ一人の人間としてそこにいる」ことの尊さを教えてくれる――そんな時間の中に、静かに流れる豊かな学びがあります。

自分自身を見つめ直したり、子どもたちとの関係を考えたりするヒントが詰まったエピソード。
まるでその場にいるような感覚で、心あたたまる時間をぜひ味わってみてください。
最後には、対話から生まれた一曲もお楽しみに。ぜひ最後までお聴きください。

■対話集1の紹介ページ

馬と暮らす中で、自分とつながり、他者とつながる−大きな命と向き合うことで、もたらされるもの
https://kamakoma.org/booklet/

■関連エピソード
▼010 馬との関わりは、子どもとのコミュニケーションに通じる スタッフ研修に馬が良い理由
https://spoti.fi/3EofuuW

対話集1の「はじめに」より

 三陸駒舎には、毎日のように子どもたちがやってきて、馬や周りの自然と共に過ごす中で、そこでは様々なことが起こっています。それはとても豊かな時間だなぁという感覚はあるのですが、なかなか言葉には成りません。一緒に現場をつくっているスタッフのいくみさんと対話をしながらその感覚を探ってみました。

対話集1から取り上げたテーマ

【3】他者のために動く中で、自分の役割が生まれる

「馬との暮らし」の中に自分たちもいる

  • 馬のために草を集めてるところとかも、 なんか友達とは違う、 みんな仲間だよねみたいな雰囲気が見えて
  • 自分以外の存在に対しての思いだったり、 大事だよねみたいな気持ちだったり…

「ただいるだけ」で力が与えられる

  • 学校だとやらされているって強制感があって… ここでは自然と自分からやりたい という気持ちが出てくる
  • みんな自然と、こう吸い込まれるように動物たちのところに行ってますよね。

【4】ここは対等で、みんな一緒だ

「自分」と「子ども」を分けて…

  • 子どもに対しても同じで 自分の正直な気持ちを、ぶつけてなかった
  • 「自分」対「子ども」みたいに分けて 関わっていた。

ここは対等で、みんな一緒だ

  • 「分ける」って先入観がある感じがします。 馬は、先入観なく、フラットに関わってきます。
  • この馬のあり方が、「この場はみんな一緒」という感覚を生み出している

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三陸駒舎 https://kamakoma.org
お便りフォーム https://bit.ly/4hhsQr1

最後に流れる曲は、本編で話した内容を文字起こしして、生成AIで作詞作曲しました。
(今回のエピソードの雰囲気が表現されているかと)

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同じ風の中で

[Verse]
朝の光に草を摘む手
小さな背中に宿る夢
誰かのために動くとき
心がふっとあたたかくなる

[Chorus]
馬の瞳に映るのは
大人も子供もない姿
役割じゃなく、在ることが
ここでの力になる

[Verse]
「やらされてる」じゃなく「やりたい」
そんな想いが自然に芽生え
ただそこにいるだけで
生まれる居場所がある

[Chorus]
馬の歩みにそっと寄り添い
分けることで見失ったものを
今ここで取り戻すように
ひとつに溶けていく

[Bridge]
誰かを想うことで
巡り巡って 自分も癒される
横も縦もなく ただ隣に
同じ風を感じてる

[Outro]
ありがとう、今日も生きてる
馬と子供たちと一緒に
この優しい時間を胸に
明日へ歩いていこう

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## キーワード

`馬との関わり` `自己理解` `対等な関係`

## 主な学び

1. 馬と向き合うとこちらのすべてがらわになる: 馬と暮らすことで自分と他者とのつながりを深め、大きな命と向き合うことができる。

2. 馬はダイレクトに本当に自分って感じ: 馬との関わりを通じて、自己の本質を直接的に感じることができる。

3. 他者のために働く中で自分の役割が生まれる: 他者のために働くことで、自分の役割や居場所を見つけることができる。

4. ここは対等で、みんな一緒だ: 馬との関わりを通じて、対等な関係性を築くことができる。

## 知識の説明

### 1. 馬と向き合うとこちらのすべてがらわになる

- **キーポイント**

  - 馬との暮らしを通じて自分自身を見つめ直す。

  - 他者とのつながりを感じることができる。

- **説明**

  馬と暮らすことで、自然と自分の内面を見つめ直す機会が増え、他者との関係性も深まる。馬の世話をすることで、他者のために働くことの意義を感じ、自分の役割や居場所を見つけることができる。

### 2. 馬はダイレクトに本当に自分って感じ

- **キーポイント**

  - 馬は先入観なくフラットに関わる。

  - 自分の正直な気持ちをぶつけることができる。

- **説明**

  馬は人間のように先入観を持たず、フラットに接するため、関わる人も自然と自分の本質をさらけ出すことができる。これにより、自己理解が深まる。

### 3. 他者のために働く中で自分の役割が生まれる

- **キーポイント**

  - 他者のために働くことで力が湧いてくる。

  - 自然と自分がやりたいという気持ちが出てくる。

- **説明**

  馬の世話を通じて、他者のために働くことの意義を感じる。学校のように強制されるのではなく、自然と自分がやりたいという気持ちが湧き上がり、他者を大事にすることで自分自身も大事にできるようになる。

### 4. ここは対等で、みんな一緒だ

- **キーポイント**

  - 馬は先入観なくフラットに関わる。

  - 子供と大人の区別なく、一人の人間として関わる。

- **説明**

  馬は先入観を持たずにフラットに接するため、関わる人々も自然と対等な関係性を築くことができる。子供と大人の区別なく、一人の人間として関わることができる。

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