🎧 Podcast概要
今回のポッドキャストでは、AIドラマ**『サヨナラ港区』の制作チーム、
AIクリエイターの宮城明弘さんと、プロデューサーの汐口武史さん(YTVメディアデザイン)**をゲストに迎え、
AI映像制作の舞台裏と、地上波初のAIドラマが生まれた経緯を深掘りしました。
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宮城さんと汐口さんの出会いは今年1月ごろ。
共通の知人の紹介で「すごいAI映像を作る人がいる」と紹介され、
初対面から数か月で企画が動き出しました。 -
話が本格化したのは3〜4月ごろ。
2人だけで進める少数精鋭の体制を決定し、わずか半年で地上波放送へ。
汐口さんは「意思決定が早いのが成功の理由」と語りました。
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企画はもともと**配信ドラマ(DMMショート)**として始動。
そこに地上波放送(読売テレビ系列)が加わる形で展開。 -
放送にあたっては、法務チェックや文化庁ガイドラインの確認を徹底。
AI映像の著作権・倫理面でのリスクを整理したうえで社内承認を得たとのこと。 -
社内説得のために、汐口さんはスマホにAI映像を入れて幹部に直接プレゼン。
結果、「読売テレビが日本初のAI連続ドラマを放送」という快挙につながりました。
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制作は基本的に宮城さんが一人で映像を担当。
制作期間は約1か月半、総カット数は1万5000超。 -
50分の連続ドラマを一人で完遂するという驚異的な制作スピード。
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汐口さんが脚本・企画を担当し、最小限のやりとりで映像と編集を進行。
「お互いの領域を尊重し合うことで最短で完成した」と振り返りました。
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画像生成:Midjourney
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映像生成:Haiper(ハイパー)
→ 他ツールも試したが、「人物の表情・目線・動き」の自然さでHaiperを採用。 -
プロンプトは1カットごとに1000〜3000文字。
“トランジション機能”を使わず、カメラワークや演技指示もすべて文章で記述。
宮城さん曰く「ツールではなく、言語化力が勝負」。 -
生成の試行錯誤は「足し算と引き算」。
→ 弱い部分を足し、強すぎる部分を削る「演出的思考」で完成度を高めた。
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舞台は100年後の東京。港区が23区を支配するというSFコメディ。
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主人公が“港女”にされる運命に抗う物語。
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SF+社会風刺+ユーモアのバランスが特徴で、
AI特有の“不完全なリアル”が物語の味にもなっています。
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宮城さんは「AIを使って映画制作の資金難を解決したい」という想いからAIを始めたと語る。
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昨年から独学でAI映像を始め、わずか1年で7カ国の企業から依頼を受けるまでに成長。
Instagramに**「1日1作品」**を投稿し続けたことが転機に。 -
フロッグマン団長が「侍のような職人」と評し、
スタジオ一同がその制作量と集中力に驚嘆。 -
汐口さんは「理解しすぎない距離感がよかった」と語り、
ディレクターが過剰に介入せず任せたことが完成の鍵だったと振り返る。
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キャラクターの整合性(顔や髪型のブレ)は現技術でも難題。
→ 逆に「港区に染まっていく」という設定で自然に演出。 -
宮城さんは「AIであっても“統一感と演出”は人間の仕事」と強調。
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現時点で視聴者の反応は好意的で、
業界関係者からの反響が特に大きい。
→ 「次は一緒にやりたい」という声も多数。
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宮城さん:AIとリアルの融合を目指し、演技とAI映像を組み合わせた新企画を構想中。
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汐口さん:AI時代の放送には「責任を持って納品できる人間」が必要だと指摘。
→ 「AIにできないのは“責任を取ること”。そこに人間の価値がある」と締めくくりました。
📺 『サヨナラ港区』は DMMショートで全話配信中
🎧 Podcastはこちら → https://www.tfm.co.jp/podcast/ai/
#鷹の爪 #ちょっと来いAI #サヨナラ港区 #AIドラマ #TOKYOFM #YTVメディアデザイン
🎬 出会いと企画の始まり📺 地上波放送までの道のり🧠 制作体制とスピード感🛠️ 使用ツールと制作スタイル🎭 ストーリーと世界観💬 トークハイライト🎯 AI映像制作の今と課題🚀 今後の展望🔗 関連情報
信息
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- 频率一周一更
- 发布时间2025年10月30日 UTC 12:54
- 长度32 分钟
