コシバタカシのコミュニティFM大図鑑

#166 こしがやエフエム(埼玉県越谷市) / かつしかFM(東京都葛飾区)

【2025年6月14日放送】

全国のコミュニティFM局を紹介する「コミュニティFMピックアップ」。今回は埼玉県越谷市のこしがやエフエムをピックアップします。こしがやエフエムのキーワードは「緊急告知防災ラジオ」「ひと☆つなぐ、ささえる」「市民による市民のための放送」の3つです。

2016年3月開局。全国320番目。

越谷市内でボランティア活動を長く続けていた越野操さんが、阪神・淡路大震災で神戸市に4年間ボランティアで入っていたとき、長田区のFMわぃわぃが被災された方のために、きめ細かい情報を流していたのが印象に残っていた。2009年に大病を克服したとき、自分が社会のために何ができるかを真剣に考えたときにFMわぃわぃのことを思い出し、地元にラジオ局を作ろうと活動を開始。

最初に越谷市と話をしたとき、消極的な反応を受けたが、そのとき東日本大震災が発生。防災無線が鳴らず、ネットも繋がりにくくなった状況を目の当たりにして、市も後押ししてくれるようになり、7年かけて開局にこぎつけました。

番組後半は、コミュニティFM32年の歴史の中から選んだトピックを毎回一つ紹介する「コミュニティFMあの日あの時」。今回紹介するのは、2022年3月、東京都葛飾区のかつしかFMで、開局から25年間放送していた番組『葛飾女性会議』が終了した話題です。

かつしかFMでは、開局当初から地域の女性団体「かつしか女性会議」が番組に参加していました。情報誌発行や講演活動をしていた同団体は、ラジオ出演の打診を受け、当時代表の植竹愛子さんが「仲間となら何とかできるかもしれない」と決意。

こうして、1997年に生放送番組『女性の声が見えるラジオ』がスタート。平日午前に日替わりで子育てや消費者問題などを取り上げ、出演者自らが企画・構成・ミキシングも担当しました。2020年には『葛飾女性会議』と改題し月1回放送に移行、25年にわたり放送されましたが、2022年春の改編で終了となりました。

(地上波放送をPodcast向けに再編集して配信しております)

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