福島中央テレビ

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    「バシって折ってた。恐ろしいですよ」伐採候補の柿の木を選定 緊急のクマ対策実施 福島

    「「バシって折ってた。恐ろしいですよ」伐採候補の柿の木を選定 緊急のクマ対策実施 福島」 福島県は11月13日から、緊急の対策として熊の目撃が多い地域に専門家を派遣するなど、市町村の支援を始めています。 秋田県警察本部に集まっていたのは「熊駆除対応プロジェクトチーム」のメンバー。全国で人の生活圏への熊出没と被害が相次いでいて、警察官がライフル銃で熊を駆除する運用が始まりました。 県内でも今シーズン熊に襲われけがをした人は、これまでに23人と過去最も多くなっています。 同様に、熊の目撃件数も過去最も多くなっていて、県内各地で連日、熊の目撃が相次いでいます。 こうした状況を受け県では、被害を防ぐための緊急の対策に乗り出しています。 会津若松市の市街地に近い慶山地区。緊急対策として県が派遣した専門家と地元の住民たちが、熊を引き寄せる原因につながる環境が無いかを見て回りました。  県派遣の専門家 今野万里子さん「ああ、ここめっちゃ(クマの爪痕が)付いてますね」 熊を引き寄せる原因のひとつ。それは人が食べないまま放置している柿の実です。ことしは山のエサが少なく、人里近くにある柿の実は、エサを求める熊を引き寄せるため、テープで原因になる木に印をつけ伐採をすすめています。 こちらの柿の木には、熊がたてた爪痕が残っていて、あたりには糞も落ちていました。  柿の木の近くに住む人 「(柿の木の)一番上に登って幹をバシって折ってた。恐ろしいですよ」  県派遣の専門家 今野万里子さん 「柿の木を優先的に伐採をして、餌が無いような状態にしていくことがまず大切かなと」  会津若松市慶山町内会 齋藤昭平区長 「(伐採候補の)テープを付けてもらったのが何よりも効果がある。次は伐採に移るかとか、どうするかという作業に我々はあたっていきたいなと」 県は引き続き市町村から依頼を受けた地域に専門家を派遣して、被害を防ぐ対策を支援していくということです。

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