iPad Workers

#174:ゼロから作るデジタル手帳

👋 こんにちは、はるなです。

今日のテーマは「今年は2026年用の自作デジタルプランナーを販売する」です。

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✨ デジタルプランナーとは?

みなさんは「デジタルプランナー」という言葉を聞いたことがありますか?

「デジプラ」と呼ばれることもあるそれは、一般的にリンク付きPDF形式の手帳を指します。

紙の手帳をそのままiPadで使えるようにしたもので、マンスリー、ウィークリー、デイリーといったお馴染みのフォーマットがページとして存在し、日付やセクションをタップすると各ページへジャンプできる仕組みになっています。

紙の手帳ならインデックスやしおりを使って目的のページを開きますが、デジタルの場合、それを「リンク」で実現します。

私自身、既製のデジタルプランナーを試したこともありますが、 「ここがもう少しこうだったらいいのに」というちょっとした不満がどうしてもありました。それなら、自分に合うフォーマットを作ってみようと自作したのが2019年。

デジタルとアナログのハイブリッド!iPadバレットジャーナル手帳を1年間続けてわかったこと - ごりゅご.com

フォーマットはKeynoteで作成していて、作り方は過去にYouTubeで紹介しています。

iPadを手帳として使うためのテンプレートPDFの作り方解説(無料アプリKeynoteで作るウィークリーフォーマット)【iPadでバレットジャーナル】 - YouTube

ウィークリータイプ1種類だけフォーマットを作成して、日付部分は毎回書くスタイルで使っていたので、リンク機能はありません。かれこれ5年このフォーマット使って記録しています。

私が現在使用している、ウィークリーフォーマットは無料でダウンロード可能です。

https://haruna1221.booth.pm/items/1680609

そして、今年はプロジェクトとしてちゃんとリンク機能のついたオリジナルデジタルプランナーを制作&販売しようと思い、動き始めました。

🛠 いま作っているデジタルプランナーの特徴

今回、このデジタルプランナー制作は私ひとりではなく、3人で取り組んでいます。

ママスマ 🎉2026年デジタルプランナー発売決定❣️(@ma_ma_sma) • Instagram

それぞれの視点や要望をすり合わせながら、自分たちが使いやすい形のデジタルプランナーの制作を目指して進めています。

📐 基本構成

* 横向きレイアウト(iPadを横に置いて使う前提)

* 1日1ページのデイリーノート(365ページ+α)

* ウィークリー/マンスリー/イヤリーのページ

* メモ用ページも追加予定

📊 ダブルタイムライン

私たちがこだわっているのが「ダブルタイムライン」。

1日のページに2本の時間軸を用意して、自分の予定と子供の予定を並べたり、計画と実際の行動を比較したりする、といった使い方ができるようにしました。

これによって「立てた予定と現実の差分」が自然と可視化され、ただスケジュールを記録するだけではなく、フィードバックの場としても機能します。

🚀 今後の販売スケジュールなど

今回のデジタルプランナーは、9月13日から予約受付をスタートし、9月中は早期購入予約40%オフで販売予定です。

11月8日(土)の10時からiPadセミナーを開催する予定なので、そこで正式リリースを目指しています。iPadセミナーではデジタルプランナーの使い方や、テンプレートの活用法などを紹介する予定です。

将来的には、カレンダーアプリ(GoogleカレンダーやAppleカレンダー)との連携や、もっとインタラクティブに使える「アプリ版」としてリリースできたらいいなとは思っていますが、まずは「使いやすいテンプレートを形にする」ことからスタートします。

このデジタルプランナーは、予定管理だけにとどまらず、書くこと、振り返ることを習慣化できるような仕組みを生むツールになればいいなと思っています。

🌸 デジタルプランナーの魅力

手帳は紙で持っておきたいという人はきっと多いと思います。私自身も紙の手帳は紙の手帳で今年も購入しますし、使い続けます。

ただ、デジタルプランナーならではの良さもあります。デジタルプランナーを使う最大のメリットは、やっぱり書いた内容を検索できる点です。他にも、リンクでページを飛べる便利さ、写真や記録を組み合わせられる柔軟さ、残りページ数を気にしなくていい点などがあります。

正直、向き不向きはあります。でも使い始めると、数年分の手帳をiPad1台で常に持ち歩けるので非常に便利です。

私たち自身、プランナーのフォーマットは、まだ試行錯誤を重ねているところで、正解がどこにあるのかはっきりとはわかっていません。でも、まずは「作ってみる」ことを大切にしながら進めています。

もし興味があれば、ぜひ続報を楽しみにしていてください。

ということで今日は「今年はデジタルプランナーを自作し、販売することに挑戦する」というお話でした。



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