あのさ、

#37 証明できない「私」という存在

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惑星間での移動が可能になった近未来というSF設定 / 地球に移住してきたバクちゃん / 作者自身の体験が反映されている / 絵柄は可愛いが内容はシリアス / キャラクターの多様性が背景の豊かさを示す / 複雑で困難な手続きの数々 / 偶然に助けられたり / 社会的に存在を認められることの困難さ / 制度の複雑性が問題として描かれる / 個人的にも身に覚えにある体験がたくさん描かれていた / 国籍や移住先によっても移住の困難さが変わってくる / 本来サポートされるべき制度が整っていない / 現地ではゼロからスタートを強いられることが多い / 経験やスキルが無視される苦しさ / 移民の成否は「運」に大きく左右される / 言語の違いによる親子間の断絶 / 子どもが親の通訳・手続きを担うケース / 自分のアイデンティティが曖昧になる / 家庭内では親の文化圏、学校では現地文化との間で揺れる / 社会制度の言語が理解できない / 子どもが親の病状を先に知ってしまうことの苦しさ / 多様な移民背景があるにもかかわらず一括りにされがち / 日本の中でも地方と都市の文化差が描かれているのも興味深い

紹介したもの💫

  • 『バクちゃん』増村十七
  • 「バクちゃん」増村十七さんインタビュー 宇宙から来た移民?SFチックに描く日本の現実

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[収録日:2025年5月6日]