🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸448:「肉」を使った日本語の表現5つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

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【台本/Script】

今日は、「肉」を使った日本語の表現をご紹介します。「肉」と聞くと、食べ物の肉を想像する人が多いかもしれませんね。でも、日本語には「肉」を使った、ちょっとおもしろい表現がいくつもあります。たとえば、「肉が落ちる」と言うと、どんな意味かわかりますか?今日は、そんな「肉」を使った言葉を5つご紹介します。

こんにちは。今日は9月21日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず1つ目は、「肉が落ちる」です。これは、やせるという意味です。たとえば、「この夏、暑すぎて、すっかり肉が落ちた」と言うと、暑さでごはんがあまり食べられなくて、やせたという意味になります。「落ちる」は、「減る」という意味で使われています。

次は、「肉眼(にくがん)」です。「肉眼」は、めがねなどの道具を使わないで、自分の目だけで見ることです。たとえば、「星を肉眼で見る」と言えば、「道具を使わないで、星を見る」という意味です。「肉眼で見える」と言うと、大きすぎず、小さすぎず、自分の目だけで見えるくらいの大きさのものです。

3つめは、「血となり肉となる」です。これは、学んだことや経験が、自分の力になるという意味です。たとえば、「この会社で働いたことは、私の血となり肉となった」と言うと、「この会社で働いたことが、自分の知識や経験になって、とても役に立った」という意味です。食べ物が体の中に入って、血や肉になるように、知識や経験も、自分の力になります。

4つめは、「苦肉の策(くにくのさく)」です。これは、自分が苦しくなったとしても成功できる計画を立てるという意味です。たとえば、「店の商品がぜんぜん売れなかったので、苦肉の策で値段を下げた」と言えば、「つらくなるのはわかっていたけれど、この方法にした」ということです。困ったときの、最後の手段として使います。

最後は、「弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)」です。これは、弱いものが負けて、強いものが勝つという意味です。たとえば、「この会社は弱肉強食の世界だ」と言えば、「競争がとてもきびしい」ということです。現実の社会や自然の世界では、よくあることですね。

いかがでしたか?今日は、「肉が落ちる」「肉眼」「血となり肉となる」「苦肉の策」「弱肉強食」の5つの表現をご紹介しました。「肉」という言葉が、いろいろな意味で使われていて、おもしろいですね。ぜひ覚えて、使ってみてください。

では、ここで問題です!

「弱肉強食」とは、どんな意味ですか?

1. 弱いものが強いものを助けること

2. 強いものが勝ち、弱いものが負けること

3. 強いものより弱いものが勝つこと

もう一度、問題を言います。答えは「2. 強いものが勝ち、弱いものが負けること」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。毎週日曜日日本時間夜9時30分からYouTube Liveもしています。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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