🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸450:「派手(はで)」「地味(じみ)」「地味に」の意味がわかる!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

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【台本/Script】

今日は、「派手(はで)」という言葉と、その反対の「地味(じみ)」という言葉をご紹介します。服やパーティー、映画などの様子を表すときによく使われます。そして、「地味」とは少しちがう「地味に」の使い方も説明していきます。ぜひ最後まで聞いてください。

こんにちは。今日は9月23日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず、「派手(はで)」という言葉です。「派手」は、いろいろな色や形で表したものです。たとえば、赤やピンク、金色などです。青や緑でも、明るくて光っていれば「派手」と言えます。このような色の服を「派手な服」と言います。

次に、「地味(じみ)」という言葉です。「地味」は「派手」の反対です。色で言うと、黒や茶色などの暗い色です。強い印象はありません。たとえば、「地味な服」と言うと、暗い色で、静かな感じの普通の服のことです。人の性格についても使います。声が小さく、静かに行動する人を「地味な人」と言います。良い意味ではないので、本人の前では言わないようにしましょう。

「派手」と「地味」は、日常でよく使う言葉なので、ぜひ覚えてほしいです。そして、「地味に」という言葉もあります。「地味」とは少し意味がちがいます。「地味に」は、「静かに、でもしっかりと」という意味です。たとえば、「地味にうれしい」と言うと、すごくうれしいというわけではないけれど、ちゃんとうれしい気持ちがあるということです。また、「地味に大変だった」と言うと、大したことがないように見えるけれど、実は大変だったという意味になります。

では、同じような文を使って、この3つを比べてみましょう。

まず、「この映画、派手で良かった」と言うと、光や音がたくさん使われていて、とてもにぎやかだったということです。印象の強い映画だったという意味です。

次に、「この映画、地味だけど良かった」というと、派手ではなかったけれど、内容がおもしろくて、見て良かったという気持ちを伝えています。

最後に、「この映画、地味に良かった」というと、はじめは普通でおもしろくないと思ったけれど、見ているうちに少しずつ気持ちが動いて、気がついたら感動していたというような意味です。

いかがでしたか?「派手」「地味」「地味に」は、日常会話でもよく使われる言葉です。使い方を覚えれば、自分の考えをもっと上手に伝えることができます。ぜひ、使ってみてください。

では、ここで問題です!

「地味だけど好き」とは、どんな意味でしょうか?

1. 静かで暗いけど、好き

2. 明るくて楽しいから好き

3. つまらないけど、好き

もう一度、問題を言います。答えは「1. 静かで暗いけど、好き」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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