🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸452:「どんくさい」「どんより」など、“どん”を使った日本語表現5つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

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【台本/Script】

みなさんは、「どんくさい」や「どんより」などの言葉を聞いたことがありますか?「どん」からはじまる言葉はあまり多くありませんが、いくつかあります。そして、その多くは、あまりいい意味では使われません。今日は、この「どん」がつく言葉を5つご紹介します。これらの言葉が使えるようになると、もっと会話が楽しくなりますよ。

こんにちは。今日は9月25日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず、1つ目は「どんくさい」です。「くさい」と言っていますが、においのことではありません。「どんくさい」とは、行動がゆっくりで、よく失敗してしまうことです。たとえば、「妹は、走るのも遅いし、転ぶし、どんくさいです」のように使います。少し悪く聞こえることもありますが、やさしく言えば、かわいらしい意味にもなります。

2つ目は「どんより」です。これは、空の様子に使うことが多いです。雲が多くて、暗い空のときに、「どんよりした空ですね」と言います。気持ちや顔の表情にも使えます。「どんよりした顔」というと、元気がない顔のことです。

3つ目は「どん詰(づ)まり」です。これは、「この先に進めない」「どうしたらいいかわからない」という意味です。たとえば、人生や仕事などで問題が起きて、他に方法がないときに使います。「この計画、どん詰まりになってしまった」のように使います。

4つ目は「どん底」です。これは「一番悪い状態」という意味です。たとえば、仕事も失って、お金もなくて、恋人にもふられてしまった人が「人生のどん底です」というように使います。気分がとても沈んでいるときに使います。

5つ目は「どんぴしゃ」です。「どんぴしゃ」は、ぴったり合う、ちょうど当たるという意味です。たとえば、天気予報で「午後3時に雨が降ります」と言っていて、本当に午後3時に雨が降ったとき、「天気予報、どんぴしゃだったね!」と言います。言っていたことが正しかったときや、ぴったりなときに使います。

今日は、「どんくさい」「どんより」「どん詰まり」「どん底」「どんぴしゃ」の5つの言葉をご紹介しました。どれも「どん」がついていて、少し暗い意味が多いですね。その中で「どんぴしゃ」はいい意味で使うことができました。

では、ここで問題です!

「どん底」の意味として正しいのはどれでしょうか?

1. 一番悪い状態

2. 失敗してしまうこと

3. ちょうど当たるという意味

もう一度、問題を言います。答えは「1. 一番悪い状態」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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