🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸455:「運」を使った日本語の表現5つ!「運が向く」「運が開ける」など〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

【台本/Script】

良いことが起こったときは「運がよかった!」、わるいことが起こったときは「運がわるかった!」と言ったりします。運というのは、自分の力ではどうすることもできない、偶然起こる出来事のことです。今日は、この「運」を使った表現をいくつかご紹介します。良い意味のものもあれば、少し悲しい意味のものもあります。聞いたあとには、自分の「運」について話したくなるかもしれません!

こんにちは。今日は9月28日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まずご紹介する表現は「運が向く」です。「運が向く」は、「いいことが起こるようになる」という意味です。たとえば、「やっと運が向いてきた!」と言います。仕事がうまく進み始めたときや、ずっと大変な時期が続いた後に、昔の友人から突然連絡が来たときなど、うれしい出来事が続いたときに使います。長い間がんばってきて、やっとチャンスがきたときに使います。

次に、「運が開ける」です。「運が向く」と似ていますが、「運が向く」よりさらに先に進んで、良いことが続き、その結果が見えてきたときに使います。たとえば、新しい仕事を始めて少しずつうまくいき、上司から評価され、将来が明るく感じられるときに「運が開けてきた」と言います。

次は「運試し(だめし)」です。「試し」とは「試す」という意味です。つまり、「運がいいかどうか」を実際にやってみることです。たとえば、カードゲームで「どのカードを引くか」は、「運試し」です。強いカードを引けたら「運がよかった!」、弱いカードなら「運がわるかった…」と言えます。ゲームで「運試し」は楽しいですが、人生の「運試し」はこわいですね。

そして、「運の尽き(つき)」です。「尽きる」は「終わる」という意味なので、「運の尽き」は「もう運がなくなった」という意味です。たとえば、「財布をなくして、スマホも壊れてしまった。これはもう運の尽きだ…」というふうに使います。

最後は「運を天に任せる(まかせる)」です。これは、「運は自分の力で変えることができないから、自然の流れに任せよう」という意味です。たとえば、「試験前にできることは全部やった。たくさん勉強もした。あとは運を天に任せるだけだ」と言います。大切なときに、自分を信じて前に進むときに使う言葉です。

今日は「運」を使った表現を学びました。最近、みなさんは運が向いたなと思った出来事はありますか?ぜひ、コメントで教えてください。

では、ここで問題です!

「運の尽き」とは、どんな意味ですか?

1. 運がよくなること

2. 運がなくなること

3. 運を試すこと

もう一度、問題を言います。答えは「2. 運がなくなること」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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