🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸463:「息をつく」「息を切らす」など、“息を”を使った日本語表現6つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

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【台本/Script】

今日は「息を」を使った日本語の表現を6つご紹介します。「息」とは、呼吸のことですね。でも、今日ご紹介する言葉は、呼吸の意味から少し変わって、いろいろな意味になります。今回は、「息をつく」「息をつく暇もない」「息を切らす」「息をのむ」「息を引き取る」「息を吹き返す」の6つをやさしい日本語で説明していきます。

こんにちは。今日は10月6日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず1つ目は「息をつく」です。これは、緊張や不安がなくなって、楽になることです。たとえば、「家に帰って、やっと息をついた」と言えば、ずっと緊張していたけど、やっと安心できたという意味です。また、「息をつく暇もない」は、ずっと忙しくて休む時間もないという意味です。

次に「息を切らす」です。これは、運動をしたあとなどに、呼吸が速くなり苦しくなることです。たとえば、「駅まで走って、息を切らして電車に乗った」というと、走って苦しくなったということです。「はあはあ」と息が速くなっている様子です。

そして、「息をのむ」です。これは、驚いたり、感動したりして、思わず呼吸が止まってしまうようなことです。たとえば、「美しい景色に息をのんだ」というと、とてもきれいで、感動したということです。

次は「息を引き取る」です。これは「亡くなる」という意味です。「おばあちゃんは、家族に見守られて静かに息を引き取りました」のように使います。人が亡くなるときに、ていねいに言いたいときに使います。ドラマや小説などでも使われる表現です。

最後は「息を吹き返す」です。これは、死にそうだった人が、また生きられるようになることや、元気を失っていたものが、また元気になるという意味です。たとえば、「病気で倒れた人が、新しい薬のおかげで息を吹き返した」というと、再び元気になったということです。また、「人が来なくて静かだった店が、またにぎやかになって息を吹き返した」というと、元気のなかった店がまた元気になったということです。

今日は、「息を」を使った日本語の表現を6つご紹介しました。聞いたときにすぐ意味がわかるように、自分でも使いながら覚えていきましょう。

では、ここで問題です!

とても美しい絵を見たときに使える言葉は、どれでしょうか?

1. 息をのむ

2. 息をつく

3. 息を切らす

もう一度、問題を言います。答えは「1. 息をのむ」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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