🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸466:逃げ出す?逃げ切る?“逃げ”がつく日本語表現5つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

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【台本/Script】

今日は「逃げる」に関係する言葉を5つご紹介します。「逃げ腰」「逃げ出す」「逃げ回る」「逃げ込む」「逃げ切る」です。どれも「逃げ」から始まりますが、後ろにつく言葉によって少し意味が変わります。「逃げる」という言葉が、どのように変化するのでしょうか。今日はそれぞれの意味と使い方をやさしい日本語でご紹介していきます。

こんにちは。今日は10月9日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず1つ目は「逃げ腰」です。やりたくない気持ちが強くて、その場所から逃げそうな態度のことです。たとえば、面倒なことが起きて、真面目な話をしているときに、すぐに話を変えようとする人がいます。そのようなとき、その人のことを「逃げ腰だなあ」と言うことができます。

次は「逃げ出す」です。これは、こわいことや辛いことがあったときに、その場所から急いでいなくなることです。たとえば、会社で大きなミスをして、もう行きたくないと思うようなとき、「会社から逃げ出したくなった」と言うことができます。

3つ目は「逃げ回る」です。これは、あちこちに動きながら逃げることです。誰かに追われたり、責任を取りたくない場合に使います。実際の生活では、本当に走って逃げ回るような場面はほとんどありません。アニメや映画の中で、大きな生き物や敵から逃げ回る場面でよく使われます。また、「責任を取りたくない」という意味で使うときは、体はあまり動かさなくても、気持ちの中で、常にいやなことから逃げ続けています。

4つ目は「逃げ込む」です。これは、逃げてどこかの中に入ることです。たとえば、雨が降ってきたときに、近くのコンビニに入って雨を避けたら、「コンビニに逃げ込んだ」と言います。こわい人から逃げるときにも、「交番に逃げ込む」というようにも使えます。

最後は「逃げ切る」です。これは、最後までうまく逃げるという意味です。特にスポーツの試合でよく使われます。たとえば、サッカーの試合で、あるチームが先に一点を入れて、そのままずっと勝ったまま試合が終わったとします。このとき、そのチームは「逃げ切った」と言うことができます。試合の途中で勝って、最後までその状態が続いたということです。

今日は「逃げ」から始まる5つの言葉をご紹介しました。このポッドキャストを何度も聞いて、ぜひ覚えてくださいね!

では、ここで問題です!

「先生に怒られそうになって、そのまま教室の外に走っていった。」この状況にはどの言葉が合いますか?

1. 逃げ腰

2. 逃げ出す

3. 逃げ込む

もう一度、問題を言います。答えは「2. 逃げ出す」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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