「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
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【台本/Script】
今日は、泣くときのいろいろな言葉についてお話しします。日本語では、泣き方を表す言葉がたくさんあります。「ぐすん」「しくしく」「めそめそ」「ぽろぽろ」「わんわん」などです。どれも少しずつ、泣き方の様子がちがいます。今日は、そんな泣き方を表す言葉を、やさしい日本語でわかりやすくご紹介していきます。
こんにちは。今日は10月11日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
では、1つ目は「ぐすん」です。「ぐすん」は、少しだけ泣くときの樣子です。とても小さな声で、静かに泣いている感じです。たとえば、「子どもが、お母さんと離れて、ぐすんと泣いた」というとき、静かに泣いている樣子がわかります。少しさびしい気持ちのとき、涙をがまんしているようなときです。ちょっとかわいく聞こえるので、冗談で使うこともあります。
2つ目は「しくしく」です。「しくしく」は、声を出さずに静かに弱く泣いている樣子です。「ぐすん」は短い時間の泣き方ですが、「しくしく」は少し長い時間、静かに泣いている感じです。たとえば、「女の子がしくしく泣いている」というと、静かに弱く悲しんでいる樣子がわかります。小さな声で、しばらく続きます。
3つ目は「めそめそ」です。これも、弱くてずっと泣いている樣子を表しますが、「めそめそ」は、気持ちもとても弱くなっているときに使います。たとえば、「少し注意しただけで、すぐめそめそする」というと、少しのことでもすぐに泣いてしまう、心の弱い性格だということがわかります。悲しいというより、気持ちが弱くなっている印象です。
4つ目は「ぽろぽろ」です。これは、涙が目から静かに流れている樣子を表します。「ぽろぽろと涙が出た」というとき、涙がどんどん流れている感じです。静かですが、心の中は大きく揺れています。とても感動したときや、うれしいときの涙にも使えます。「ぼろぼろ泣く」は、それよりもっとたくさん泣いているようすです。
最後は「わんわん」です。これは、犬の鳴き声としても使いますが、大きな声で泣くときにも使います。たとえば、「子どもが転んで、わんわん泣いている」というときは、子どもが大きな声で泣いている様子がわかります。とても大きな声で、気持ちを全部出して泣いています。少しかわいい言い方として、「子どもがえーんえーんと泣く」というのもあります。
今日は、「ぐすん」「しくしく」「めそめそ」「ぽろぽろ」「わんわん」など、泣くときの様子を表す言葉をご紹介しました。まんがやアニメ、日常生活で見たり聞いたりすることもあると思うので、ぜひ覚えてください。
では、ここで問題です!
「しくしく泣く」というと、どんな様子ですか?
1. 大きな声でたくさん泣く
2. 静かに弱く泣く
3. 短い間泣く
もう一度、問題を言います。答えは「2. 静かに弱く泣く」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
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Informations
- Émission
- FréquenceTous les jours
- Publiée11 octobre 2025 à 10:30 UTC
- Durée5 min
- ClassificationTous publics