🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸472:「まじ」と「ガチ」、「やばい」と「えぐい」のちがい〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

【台本/Script】

今日は、日常会話でよく使われる「まじ」と「やばい」、そして時々聞く「ガチ」と「えぐい」についてお話しします。アニメやドラマで聞いたことがあるかもしれません。でも、はじめて会う人や、会社などではあまり使わないほうがいい言葉です。今回は、それぞれのちがいを、やさしい日本語でわかりやすく説明していきます。

こんにちは。今日は10月15日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まずは「まじ」です。「まじ」は、「とても」や「本当」という意味で使います。たとえば、「まじでおいしい!」は、「とてもおいしい!」という意味です。また、「それ、まじ?」と言うと、「それ、本当ですか?」という意味で、びっくりしたときや、信じられないときに使います。さらに、「真剣」という意味で、「まじでがんばる」「まじで言ってる」などのように、「真剣な気持ち」を伝えるときにも使います。日常でとてもよく使われる言葉です。

この「まじ」よりもさらに強い表現が「ガチ」です。「ガチ」は、「ガチンコ」という相撲の言葉から来ています。相撲で真剣に戦うことを「ガチンコ」と言います。その「ガチンコ」が短くなって、「ガチ」になったようです。若い人が使うことが多いです。

では、「やばい」はどうでしょうか?「やばい」は、良い意味でも、わるい意味でも使います。たとえば、「このケーキ、やばい!」と言うと、「とてもおいしい!」という意味になりますが、「とてもまずい」という意味で使われることもあります。昔は「危ない」という意味で使っていましたが、今では「すごい」「こわい」「大変」などの意味で使われます。たとえば、「今日のテスト、やばい…」と言うと、「できない」「大変だ」という気持ちを表しています。

そして、「えぐい」は、「やばい」よりももっと強い言い方です。とても大変なことや、ひどいことに使います。たとえば、「毎日仕事が夜12時まで続くのは、えぐい…」というと、「とてもつらい」「大変」という気持ちを表します。「えぐい」は最近使われるようになった言葉です。

今日は、「まじ」と「ガチ」、「やばい」と「えぐい」のちがいをご紹介しました。日本のテレビやYouTubeでもよく出てくるので、聞いたときにわかるとうれしいですね。使うときは、話す相手や場所に気をつけながら、使ってみてください。

では、ここで問題です!

友だちが「このゲーム、ガチでやるよ!」と言いました。このとき、どんな気持ちでしょうか?

1. 楽しく遊びたい

2. 真剣にやりたい

3. つらくて大変なゲームをしたい

もう一度、問題を言います。答えは「2. 真剣にやりたい」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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