🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸482: 感動したときの表現「胸が熱くなる」など〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

【台本/Script】

今日は、感動したときに使える日本語をご紹介します。映画を見たとき、スポーツの試合を見たとき、誰かの勇気ある行動を見たとき、「感動した」だけではなく、もっと気持ちを伝えたいと思いませんか?今回は、会話がもっと楽しくなる感動したときの表現をご紹介します。

こんにちは。今日は10月25日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず1つ目は「うっとり」です。これは、美しいものや素敵なものを見て、他のことが考えられなくなるような様子を表します。たとえば、「好きなアイドルの写真を見て、うっとりと眺めていた」というときは、そのアイドルがとてもかわいくて、ずっと見てしまい、他のことが全然考えられない様子です。

2つ目は「胸が熱くなる」です。これは、胸の中から強い感動が出てくるような様子です。たとえば、「子どもが一生懸命がんばっているのを見て、胸が熱くなった」と言えば、子どもの姿を見てとても強く感動したということです。スポーツの試合で、選手ががんばっている姿を見たときにも、胸が熱くなりますね。

3つ目は「心に響(ひび)く」です。これは、人の言葉や歌などが、心に強く感じるときに使います。「響く」は、音が広がって聞こえることです。このイメージから、「心に響く」は、心の中に広がる感動を表します。たとえば、「先生の言葉が心に響いた」というと、先生の言葉に強く感動したという意味になります。

4つ目は「感激」です。うれしいことや、人のやさしさを感じて、気持ちが強く動いたときに使います。「激しい」という漢字を使っている通り、心が大きく揺れる感じです。たとえば、「遠くから友だちが会いに来てくれて、感激しました」というときは、とても感動して、心が激しく動いたということです。

最後5つ目は「感銘(かんめい)を受ける」です。これは、「深く感動する」という意味で、大人が使うような言葉です。仕事のときにも使えますね。このポッドキャストを聞いてくれている、日本語をがんばって勉強しているみなさんには、ぜひ覚えてほしい言葉です。たとえば、「勇気ある行動に感銘を受けた」というときは、勇気ある行動を見て感動したことを、大人の言い方で表しています。

今日は、「うっとり」「胸が熱くなる」「心に響く」「感激」「感銘を受ける」をご紹介しました。同じような気持ちでも、表現を変えることで、さまざまな感動を伝えることができますね。

では、ここで問題です!

とてもきれいなドレスをしばらく見ていました。このときの感動している気持ちに、一番近いのはどれですか?

1. 感激

2. 心に響く

3. うっとり

もう一度、問題を言います。答えは「3. うっとり」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

【X】

https://x.com/JPNteacherMiwa

🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

https://youtu.be/srnQt8sYc4E

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