🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸490:「一」を使った日本語の表現5つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

【台本/Script】

みなさんは、「一」という漢字を使った表現を、どのくらい知っていますか?「一番乗り」や「一目置く」など、日本語には「一」を使ったおもしろい言葉がたくさんあります。これらの表現を知っていると、一目置かれるかもしれません。今日も一緒に、楽しく日本語を学んでいきましょう。

こんにちは。今日は11月2日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

1つ目は「一番乗り」です。これは、「目的の場所に、一番早く着くこと」という意味です。たとえば、「朝早く会社に行ったら、一番乗りだった!」というと、「その日、一番最初に会社に着いたのは自分だった」ということです。会社や学校、お店など、いろいろな場所で言うことができます。

2つ目は「一を聞いて十を知る」です。これは、「少し聞いただけで、全体のことがわかる」という意味です。たとえば、「あの人は一を聞いて十を知るタイプだから、説明が少ししかなくてもすぐにわかる」と言うことができます。頭が良い人に対して使います。

3つ目は「一から十まで」です。これは「最初から最後まで全部」という意味です。たとえば、「先生が一から十までていねいに説明してくれました」というと、「始めから終わりまで、すべてをわかりやすく話してくれた」ということです。

4つ目は「一目置く(いちもくおく)」です。これは、「自分よりすごいと思う人に注目する」という意味です。たとえば、「会社に新しく入ってきた人は、とてもていねいで仕事も早いので、せんぱいたちも一目置いています」というと、「せんぱいたちは、その人をすごいと思っている」という意味になります。スポーツや仕事の世界でも、使われる表現です。

最後は「一寸先は闇(いっすんさきはやみ)」です。「一寸(いっすん)」は、とても短い距離です。「闇(やみ)」は、暗いという意味です。つまり、「少し先の未来のことも、どうなるかわからない」という意味です。たとえば、「この仕事は、これからどうなるかわからない。一寸先は闇だ」と言うと、「未来は予想できない」ということです。闇という言葉から、不安な気持ちがわかります。

今日は、「一番乗り」「一を聞いて十を知る」「一から十まで」「一目置く」「一寸先は闇」という言葉をご紹介しました。明日は、会社や学校に早く行って、一番乗りしてみてはどうでしょうか?

では、ここで問題です!

「始めから終わりまですべて」という意味の言葉はどれですか?

1. 一番乗り

2. 一から十まで

3. 一を聞いて十を知る

もう一度、問題を言います。答えは「2. 一から十まで」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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