「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
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【台本/Script】
みなさんは、「理由」と「原因」のちがいがわかりますか?どちらも「なぜ?」や「どうして?」を説明するときに使いますが、使い方にちがいがあります。今日は、「理由」と「原因」のちがいを、やさしい日本語で説明していきます。ぜひ最後まで聞いてください。
こんにちは。今日は11月4日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
まず、「理由」についてです。「理由」は、どうしてそう思ったのか、どうしてそうしたのかという、気持ちや行動の元のことです。たとえば、「会社をやめた理由は、家族と一緒にいる時間を増やしたかったからです。」と言うと、「家族と過ごしたい」という気持ちがあって、会社をやめたということになります。
実は、会話では「理由」という言葉を使わずに、理由を説明することが多いです。たとえば、「学校を休んだのはなぜですか?」「熱があったからです。」「どうして日本語を勉強しているんですか?」「日本で働きたいからです。」このように、理由を説明していますが、「理由」という言葉は使っていません。使うとしたら、「理由はわからないけど、怒られた」のように使います。
次に、「原因」にです。「原因」は、悪いことや問題が起こったときに、その元になっていることを言います。たとえば、「事故の原因はブレーキの故障でした」と言うと、事故が起こったのは、ブレーキが壊れていたからだとわかります。このように、「原因」は、病気やけが、事故など、よくないことに使うことが多いです。
では、同じような文でくらべてみましょう。「電車に遅れた理由は、寝坊したからです。」というと、自分のことや行動について話しているので、「理由」を使います。もっと自然な言い方にすると、「電車に遅れたのは、寝坊したからです」と言えます。
次に、「電車に遅れた原因は、寝坊したからです」というと、これは不自然に聞こえます。たしかに寝坊はよくないことですが、大きな問題ではありません。「原因」は、もっと大きな問題や事故のときに使われます。たとえば、「電車が止まった原因は、信号の問題でした。」のように使います。そのため、「原因」という言葉は、ニュースで使われることが多いです。
今日は、「理由」と「原因」のちがいを勉強しました。使い方を知って、使わないほうがいいときがあることも学びました。これからも、自然に話せるように、少しずつ練習していきましょう。
では、ここで問題です!
次の中で、「原因」という言葉の使い方として一番自然な文はどれですか?
1. 火事の原因を警察が調べています
2. 試合に勝った原因は、努力です
3. 勉強が好きな原因は、先生がやさしいからです
もう一度、問題を言います。答えは「1. 火事の原因を警察が調べています」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
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Thông Tin
- Chương trình
- Tần suấtHằng ngày
- Đã xuất bảnlúc 10:30 UTC 4 tháng 11, 2025
- Thời lượng5 phút
- Mùa1
- Tập492
- Xếp hạngSạch
