🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸495:心配したときの表現「顔を曇(くも)らせる」など〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

【台本/Script】

今日は、心配しているときに使える日本語をご紹介します。「心配だな」「どうしよう」と思うとき、いろいろな言い方があります。気持ちに合った言葉を知っておくと、自分の気持ちも、相手の気持ちも、もっとよくわかります。

こんにちは。今日は11月7日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず1つ目は「顔を曇らせる」です。「曇る」は、天気が晴れから暗くなるときに使う言葉ですが、「顔を曇らせる」と言うと、心配や不安な気持ちが顔に出て、表情が暗くなることを表します。たとえば、「お母さんは、子どもがけんかをしたと聞いて、顔を曇らせた」という文では、子どものことを心配して、お母さんの顔が悲しそうになったという意味になります。

2つ目は「浮(う)かない顔」です。これは、心配なことがあって、元気がない樣子の顔のことです。たとえば、「兄は浮かない顔で帰ってきた」と言えば、何かあって、いつもより元気がなさそうに見えたという意味です。

3つ目は「はらはら」です。これは、見たり聞いたりしていることに対して、「大丈夫かな?」と心配する気持ちを表します。たとえば、「赤ちゃんが歩くのを、お母さんがはらはらしながら見ていた」と言えば、赤ちゃんが転びそうで、心配しながら見ていたという意味になります。

4つ目は「落ち着かない」です。これは、安心できない気持ちです。立ったり座ったりして、じっとしていられない様子にも使います。たとえば、「子どもから連絡がないので落ち着かない」と言えば、「何かあったのかな?」「無事かな?」と、心配で気持ちが安定しない様子を表します。

5つ目は「気が気でない」です。これは、とても心配で、ほかのことに集中できない気持ちを表します。たとえば、「電車の出発時間が近いのに、友達が来ないので、気が気でなかった」というと、ずっと友達のことが心配で、他のことが考えられない様子がわかります。

今日は、心配している気持ちを表す言葉をご紹介しました。できるだけ、心配ごとはないほうがいいですね。でも、心配になったときは、ぜひ今日の言葉を使ってみてください

では、ここで問題です!

友達はテストの結果を見て、何も言わずに顔が暗くなりました。このとき使える表現はどれですか?

1. 気が気でなかった

2. 顔を曇らせた

3. はらはらした

もう一度、問題を言います。答えは「2. 顔を曇らせた」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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