
🌸496: 「全部」のいろいろな表現!「すっかり」「丸ごと」など〈日本語聴解 Japanese Podcast〉
「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle
【台本/Script】
「全部」と同じような意味の言葉は、日本語にたくさんあります。「すべて」だけではありません。「一切(いっさい)」「すっかり」「一部始終(いちぶしじゅう)」「丸ごと」なども、「全部」やそれに近い意味で使われます。今日は、これらの言葉をやさしい日本語で説明していきます。
こんにちは。今日は11月8日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
まず、「一切」です。「全部」という意味です。「全部」よりも、もっと強く、何も残らないというイメージです。たとえば、「この仕事は田中さんに一切まかせます」は、「残らず全部お願いする」というです。また、「ない」といっしょに使うこともよくあります。たとえば、「そのことは一切知りません」は、「全然知りません」という意味になります。
次に「すっかり」です。「すっかり」は、全部そうなった、という意味で使います。つまり、「ある状態に100%なった」ときによく使います。たとえば、「すっかり忘れてしまった」「風邪がすっかりよくなった」「春になって、雪はすっかりなくなりました」などです。
3つ目は「一部始終」です。これは「始めから終わりまで全部」という意味です。出来事について使います。たとえば「事件の一部始終を話します」と言えば、「その事件がどう始まって、どう終わったか、全部を話す」ということです。「一部」は一つの部分、「始終」は始めから終わりまで」という意味なので、合わせて「全部」という意味になります。
最後は「丸ごと(まるごと)」です。これは、「そのままの形で、全部」という意味です。たとえば、「魚を丸ごと焼きます」は、切らずに魚をそのままの形で焼く、ということです。特に魚や肉を丸ごと焼くと、「丸焼き」とも言います。他にも、「おにぎりを丸ごと食べた」「ケーキを丸ごと一人で食べた」など、切ったり分けたりせず、元の形のまま食べるときに使います。
今日は、「全部」のいろいろな表現をご紹介しました。いろいろな表現を知ると、日本語がもっと楽しくなりますよ。
では、ここで問題です!
「丸ごと」が自然に使えるのはどれですか?
1. 丸ごと始めから話しました
2. 丸ごと名前を呼びました
3. 丸ごとバナナを食べました
もう一度、問題を言います。答えは「3. 丸ごとバナナを食べました」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
【X】
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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉
https://youtu.be/srnQt8sYc4E
#日本語 #聴解 #japanesepodcast
Informações
- Podcast
- FrequênciaDiário
- Publicado8 de novembro de 2025 às 10:30 UTC
- Duração5min
- Temporada1
- Episódio496
- ClassificaçãoLivre