「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。
① いろいろな日本語をわかりやすく説明します
② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます
③ 忙しい人にもぴったり!
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【台本/Script】
「冷(さ)める」と「冷(ひ)える」、どちらも「冷たい」という漢字を使いますが、このちがい、わかりますか?どちらも寒そうな言葉ですね。今日は、この「冷める」と「冷える」のちがいについて、やさしい日本語でお話しします。「だいたい意味はわかるけど、いつ、どんなときに使えばいいのかわからない」という方も、ぜひ最後まで聞いてください!
こんにちは。今日は11月11日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。
では、まず「冷める」からです。「冷める」は、熱いものの熱がなくなることです。たとえば、「ごはんが冷めた」「スープが冷めた」などのように使います。あたたかい料理や飲み物の熱が、だんだんなくなって、ぬるいときに使います。「冷たい」という漢字を使いますが、冷たいわけではありません。
この「冷める」は、気持ちに使うこともできます。たとえば、「恋人への気持ちが冷めた」というと、「好きな気持ちがなくなった」という意味です。また、ゲームやドラマに対しての気持ちが弱くなったときにも使います。
では、次に「冷える」です。「冷える」は、温度が下がって冷たくなることを言います。たとえば、「夜は冷えるね」「冷たいジュースを飲んで体が冷えた」などです。寒い場所にいたり、冷たい物にふれたりして、だんだん体や物の温度が下がるときに使います。
「冷める」は、熱いものがぬるくなることです。「冷える」は、それよりもっと温度が下がって、冷たくなることです。
では、2つの文をくらべてみましょう。「コーヒーが冷める」「コーヒーが冷える」です。「コーヒーが冷める」は、たとえば、仕事に夢中になったり、友達と会話をしていたりして、時間がたってぬるくなったときに使います。
「コーヒーが冷える」は、たとえば、まちがえて冷蔵庫に入れてしまって冷たくなったときや、冬の寒い日に外でコーヒーを飲みながら歩いていたら、すっかり冷たくなってしまったときに使います。
今日は、「冷める」と「冷える」のちがいをご紹介しました。どちらも「冷たい」という漢字を使いますが、ちがいがあります。場面に合わせて正しく使えるといいですね。ぜひ使ってみてください。
では、ここで問題です!
次の中で、「冷めた」を自然に使えるのはどの場面ですか?
1. 熱い気持ちがなくなった
2. 氷がとけた
3. ジュースを冷蔵庫に入れた
もう一度、問題を言います。答えは「1. 熱い気持ちがなくなった」です。
今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね!
【自己紹介】
こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!
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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉
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#日本語 #聴解 #japanesepodcast
Informations
- Émission
- FréquenceTous les jours
- Publiée11 novembre 2025 à 10:30 UTC
- Durée5 min
- Saison1
- Épisode499
- ClassificationTous publics
