あすなのいろはおと

#7 明けぬれば くるるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな/藤原道信朝臣

雪の朝のつらい別れ。 少しでも長く一緒にいたい、少しでも早くまた会いたいという想い。 技巧凝らさずストレートに詠まれた、素直な気持ちです。