1950年、会津の山村で妊婦の遺体から胎児を取り出して埋葬するという「胎児分離埋葬事件」が起きた。
警察が動いたこの奇怪な事件の背景には、「祟り」を恐れる村の信仰と、妊婦の死を“穢れと罪”と見なす民俗的世界観があった。
産女伝承から水子供養まで、「命」が人になる前に抱えていたものとは何かをたどる民俗学エピソード。
参考文献
『怪異と身体の民俗学: 異界から出産と子育てを問い直す』安井 眞奈美 2014
『山口弥一郎の東北研究再考』内山大介 2022
『堕胎・中絶・間引きに見る生命観と倫理観』松崎憲三 2000
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- Опубликовано1 октября 2025 г. в 21:02 UTC
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